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自然保護憲章50周年シンポジウム
会社休みを利用して、都内で開かれた『自然保護憲章50周年記念シンポジウム ネイチャーポジティブによる社会変革』に参加しました。
自然保護憲章とは。
【自然をとうとび、自然を愛し、自然に親しもう。
自然に学び、自然の調和をそこなわないようにしよう。
美しい自然、大切な自然を永く子孫に伝えよう。】
冒頭に、この憲章が作られた当時のお話を伺うことができ、貴重な体験でした。
気候変動対策と生物多様性の危機対策、この両方を同時にスピーディーに進めていく必要があり、自治体だけ、企業だけがバラバラに頑張るのではなく、市民を巻き込み、企業を巻き込むなど協力して30by30に取り組むことが重要だと、改めて感じました。
講演の中で、生物多様性って?子供に説明するのは難しいですが、いま目に見える風景の中に、なにかの生き物がいたらもっと素敵な、奥深い、豊かな風景になります、とのお話がありました。
確かに、夕焼けの写真を撮ったときにカラスが数羽飛んでいたり、草むらの写真にカマキリがいると自然の豊かさを感じます。
子供たちが大好きな【14ひきシリーズ】の絵本には、ページをめくるごとに沢山のいきもの達が登場して、探すのが楽しくなってきます。
生物多様性って、そういうことなんだ!と改めて思いました。
大学院生、企業の社長、市長、政府関係者など6人のパネリストからのネイチャーポジティブに関する取り組み、いま抱えている課題についてのお話はどれも大変興味深く聞き入ってしまい、時間が経つのがあっという間でした。
大学での環境教育の学び直しをしつつ、私には会社員、里山保全ボランティア、ネイチャーゲーム指導員の3つの顔があります。
企業で働く会社員として、まだまだ私の会社はネイチャーポジティブな取り組みを全然やってないことに気づかされました。地域との取り組みは沢山やっており、自治体とのつながりもある。そこにネイチャーポジティブな取り組みをプラスする必要があるなと。
また、里山保全ボランティアの一員としては、自然を目の前にして生物のちょっとした変化(あれ、最近あの虫見ないな、今年は結実があんまりだね)に率先して気付けるようになりたい、と改めて思いました。
ネイチャーゲーム指導員の立場からは、この生物多様性の危機をどう子供たちに伝えていくか、身近な自然に親しみ、遊びを通じて、何かを感じてもらうことの重要性を感じました。まさに、センスオブワンダー!
またひとつ学びの場となりました!