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映画「ラーゲリより愛を込めて」を観て

一年前?当時の恋人がMrs. GREEN APPLEを好きで、
「Soranji」が主題歌であるこの映画を観に行っていた。
戦争がテーマのこの映画、わたしも気になってはいたけど、
大きい音や戦争というセンシティブなテーマにしり込みをしてしまって、結局映画館に観に行くことは叶わなかった。

恋人と別れて早半年、
Amazonプライムビデオにてこの映画が配信されることになり、これは好機と重い腰を上げて観ることにした。
元々気になっていた映画だし、元彼がどうとかは関係ないし、わたしが観たいだけだし、、、
なんて言い訳をしながらテレビの前に座り、カフェラテを片手にリモコンを握った。

〜以下あらすじ〜
(重要なネタバレはなし!です!たぶん!気になる人は  〜あらすじ以上!〜  まで飛ばしてね)




第二次大戦後の1945年、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に収容された日本兵は極寒の地で過酷な労働を強いられる。
主人公の山本旗男(二宮和也)も収容されたうちの一人であった。過酷な労働条件と自然環境、いつ帰国(ダモイ)できるかも分からない状況に人々の心は疲弊していく中、山本だけは希望を捨てず「ダモイの日は必ずやって来ます。」と励まし続けた。

山本には日本で落ち合う約束をした妻モジミ(北川景子)と子供四人がいる。彼女たちと再び会う日を信じ、必死に耐える日々を送っていく。
山本の周りには主に四人の収容者がいた。戦争により心が深く傷つき傍観者として無心を決め込んだ松田(松坂桃李)、収容所内の規律を守るためと日本軍の階級制度をそのまま引き継いだ軍曹・相澤(桐谷健太)、収容中に出会った子犬のクロを可愛がる青年・新谷(中島健人)、山本の同郷の先輩・原(安田顕)。
それぞれに家族が、戦争で受けた心の傷が、そして強い思いと絶望があった。過酷な環境下ではとても希望を持ち続けることなんてできない。そんな中、人々の心を灯し続けたのが山本の存在であった。

山本たちは無事ダモイの日を迎えることが出来るのか。家族にもう一度会うことが叶うのか。
山本の想いが妻モジミに届くことを祈って止まない戦争映画「ラーゲリより愛を込めて」




〜あらすじ以上!〜

開始1時間半あたりから涙が止まらない、名作傑作の言葉が似合う素敵な映画だった。
観てよかった。まだ観ていない人がもし居たら本当に今すぐにでも観て欲しい。

希望の力ってすごいなぁ。人間が生きるためには希望が必要だよなぁ。
愛って偉大だなぁ。信じるってすごいことなんだなぁ。

色んな感想があるけれど、一番は何年も離れて暮らしていて、生きているかも死んでいるかも分からない伴侶を信じ待ち続けた妻モジミの胆力に脱帽した。
妻にここまで信頼される山本旗男、何者……?ってなるけど、映画を観て納得。これは信頼される男だ。

戦争ってやっぱり何も生まないね。生まないことは正直ないんだけど(やっぱりお金は回るし技術も発展するし、、)それよりも失うものが大きすぎるね。
過去の遺恨をなきものにして良いのか、知らなくて良いのか、このまま風化させてしまって良いのか、色々考えさせられる映画だった。

あとはやっぱりニノ演技上手いよね、北川景子美人すぎるよね、ケンティーお顔良すぎるよね笑
キャストも豪華、シナリオもよく出来てる、本当に文句なしの良作でした!

皆さん良かったら是非観てください〜!!おすすめ!


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