カブール・ビューティー
昨日、同タイトルでNHKのドキュメンタリー番組を観た。
アフガニスタンの都市、カブールにある美容サロンで働く20代の大学生、ニギナと親友のソフィア。
タリバンによる女性の権利侵害にあたる支配が日に日に強まる中で、唯一ヒジャブを脱ぎ、女性だけで集える自由の空間であったサロンにまで、その規制の手が及び始めた、、、、
私は二人の友人にでもなったようなつもりで、とても感情移入しながら観ていた。
ニギナと連絡がとれない時は、もしかすると身に危険がおこったのではないか、、、、、とどきどき拍動をいわせながらのめり込んで観た。
結論を言ってしまうと
ニギナはドイツへ、ソフィアはパリへ無事亡命することに成功し、また新たな人生をスタートさせようとしている。
それを観終わった後、わたしは、
浜崎あゆみの『my name's WOMEN』をタリバンに聴かせたい、、、、、!と強く思った。
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光るモノとかわいいモノ
好きなとこは相変わらずだけど
よりクールでタフなものも
この頃じゃ大切で
時代はほら こんなにも
移り変わり それなのに
涙が武器だなんて ねぇいつの話
簡単には泣かないし
甘えてばかりでもない
私達着飾っただけの
人形なんかじゃないから
もろいとこだってあるし
笑ってばかりでもない
都合よく存在してる訳じゃない事を忘れないで
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わかったような顔して
全て支配したつもり?
私達夢ばかり見てる人形なんかじゃないから
満足そうな顔して
うまく誤魔化したつもり?
そんなにも単純な生き物じゃない事を覚えていて
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誰か、ダリー語に翻訳してカブールに今現在いる女性たち・海外に逃れた女性たちに届けてくれないだろうか。
タリバンに聴かせることは難しくとも、翻訳して一度でも女性たちに聴いてもらうことができたら、彼女らを大いに勇気づけることができるのではないか。
私がそうであるように。
ちっぽけな日本の小娘から、厳しい状況を強いられているすべての女性たちへの祈りを込めて。