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〈短歌〉きみの目の星の欠片を入れましょう眠れない夜のホットミルク

牛乳ってあっためるとあまーくなる。
さらにお砂糖やはちみつを少し足すと、こころも身体もほっとする甘さ。
細身のスティックシュガーからこぼれるグラニュー糖が、星の欠片みたいにきらきらしてる。

きみの目が反射するひかりを、砕いて、ごりごりとすりこ木で擦る。
それを街や、ガトーショコラや、ありとあらゆる場所に撒く。
きみのひかりを纏った街や、ガトーショコラは、どんなにか甘く綺麗なんでしょう。

猫の瞳のかがやきってうつくしいですよね。
何を映し、何を感じ、何を考えてるんだろう、と、今は亡き愛猫の瞳に見惚れながらいつも思ってました。

眠れない夜には、愛猫のわたしを見つめる視線を思い出します。


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