〈俳句〉気がつけばマジックミラー水仙花
『文芸選評』俳句の回にチャレンジ。
もちろん、落選しました。
兼題は「水仙」。
水仙の花言葉は自己愛。
昔々、誰からも愛されていたナルキッソスという青年(?)が、水面に映った自分の姿に見惚れて、見惚れて、衰弱して死んでしまった。
ナルキッソスは誰も愛さなかった。
哀れに思った神は、彼を花の姿に変えた。
水仙の姿になった彼は、今も湖畔の水際で花を咲かせている。
という、神話から着想を得て詠んだ句(の、つもり)です。
自己愛って、少なくても危険だけど、多すぎてもやっかいですよね。
自戒を込めて。