見出し画像

〈短歌〉一冊の借りパク本があなたとの最後の糸のようで捨てない

高校のとき仲違いした当時の友だちに借りて返しそびれた一冊の文庫本を数年前に処分した。

借りてから四半世紀近く経っていた。

わたしは一体何を期待して、こんなに長く所蔵していたのだろうか。

芥川龍之介『地獄変』、読んでません。


いいなと思ったら応援しよう!