クレソンさんに出した短歌②10首
いまひとつ愁いが足らぬと街へ出て夜霧の街を朝まで歩く
クラゲにも愛はあるさと聞いたけどおいらの愛は猫しか効かない
恋のうた何もできないぼくだけどおいしいサラダ作ってやるよ
今朝の夢跡を辿るが見つからずたしかにあった切ない何か
裏庭でなわとびしてるおじいさん ニンニクかじりハッスルハッ スル
浮気した旦那の相手は萌えキャラでそれを描いてる人はおじさん
ごみの山捨てられているラジオからどこかの星のうたが聴こえる
神代からDNAに刻まれた恋する夏の古典文学
真夜中のラジオのノイズなんとなくあの日のぼくのSOSが
嫌われた理由はたぶんあのことと思いはめぐる夏の海かな
以上10首でした
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