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超インドア派による超弾丸!広島旅②(大久野島編)

今日は、尾道から大久野島へ。前回の尾道編はこちらからチェック👇

尾道から大久野島へのルート

9:27 🚃尾道 JR山陽本線・三原行(510円)

9:39 三原着
9:47 🚃三原 JR呉線・広行

10:09 ⛴忠海
↓   (徒歩約5分)
10:25 ⛴忠海港(片道360円)

10:35 🏝大久野島

忠海から徒歩5分くらい案内に沿って歩くと港が見えてくる。

フェリーの時間は、フェリーと大久野島にある休暇村の客船で、船舶時刻表が組まれているようで、ホームページで見たよりも多い印象。

10:50のフェリーを逃したら、12:00までないと思っていたため、尾道での滞在時間が短かった。この時刻表を知っていれば、もっと尾道を楽しめたかもと思ったけれど、大久野島には、3時間くらいいたので問題ない(一周約2時間かかりました。あとの1時間はフェリー待ちの時間です。)

船舶時刻表時期によって違うのかな。↓6月30日時点の時刻表。現地で要確認。

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高校生の頃、日本史の先生がかなりのミリオタで、私もその先生の授業のおかげで、第二次世界大戦あたりの歴史を学び、日本の愚かな所業について追及し考えまくった。
その時に、地図に載らなかった島を知り、訪れたかった島、それが、毒ガス島。大久野島である。今ではウサギの島だけれど、ウサギも毒ガスの実験に使われていた。そういった歴史があることを忘れないようにしたい。

大久野島を訪れた目的は、ウサギではなく、毒ガス工場に関して(戦争遺跡について)学ぶため。ただ、ウサギは島内に700羽ほどいるそうで、カメラを構えるためにしゃがんだり、立ち止まったりすると餌を求めて、走ってやってくる。

そういったウサギに食べ物を持っていないことを謝りながら、約2時間かけて島を周った。自転車を借りられるので借りた方がスムーズに周るかもしれないが、私は徒歩でよかったと思っている。なぜなら、すべての戦争遺産を周るためには、軽く山登りをしなければならないから。軽くと書いたけれど、休日は外に出ないインドア派からすると超山登りだ。

大久野島は、一周3.3kmの小さな島で、日清・日露戦争の緊迫した時代背景のなかで1902年に芸予要塞大久野島堡塁が設置され、22門の大砲が置かれていた。
第二次世界大戦期には、毒ガス工場が建設され、毒ガス兵器が製造されていた。
日本が毒ガスを使用したことに関して、1984年まで日本ではほとんど知られていなかった。
大久野島は現在では国民休暇村として開発されているが、痛ましい歴史があったこと、そして今もなお苦しんでいる人がいることは忘れてはならない事実である。

フェリーを降りて左回りに進む

私はフェリーを降りて、左回りにとりあえず歩いてみた。
どこになにがあるか、大体の地図は頭に入っているが、まったくどこがどこかわからない私は、とりあえず左回りに進むしかなかった。
結論を言ってしまえば、どっち周りでも道なりに進めば、すべて見ることができる。見たいと思っていたところが立ち入り禁止の場所になっているところもいくつかある。そりゃそうだよな、と思う。

個人的なおすすめは、左回り。毒ガス資料館を最初に訪れてからの方が、大久野島の戦争遺跡に関して、より深く学ぶことができる。

どこを歩いてもウサギはいる。ウサギが苦手な人は、立ち止まらなければ寄ってこないと思う。けれど、時々、歩いているだけで、突進してくるタイプのウサギがいるから気を付けて。
ついでに言うと、途中途中の戦争遺跡までの道は、あんまり整備されていない(ほどほどに整備された)山道という感じなので、虫の羽音は常に聞こえるし、足元に気を付けて。

以下、かいつまんで写真を掲載する。

海がひたすら綺麗


幹部用防空壕

毒ガス資料館

大人150円

大久野島神社

大久野神社は、もう崩れかかっている。写真はなし。

大久野島の灯台(恋する灯台)

立ち入り禁止。

ところどころにウサギが、穴を掘った箇所あり。

毒ガス貯蔵庫跡

大迫力。

北部砲台跡

南部砲台跡は立ち入り禁止。

発電所跡

ところどころ、落書きなのか、戦時のものなのかわからない文字とかもあった。落書きだったらとても残念。でも、落書きが多かったのでは?と個人的に思っている。

一周終わり

大久野島を一周しきったとき、港でフェリーが出発していた。
ここから1時間待つのかと嘆いていたが、待合所は思いのほか涼しく、人もいないし、快適に過ごせた。海をずっと見て待つこと1時間、忠海港へのフェリーがやってくる。

海ってずっと見れるよね。

忠海港に帰還


忠海港に着き、行きは急いでいて見られなかった港周辺を探索。
券売機のある建物の外に、こんなものが。

うさぎの島 恋文集箱と書かれており、そっか、恋する灯台に認定されている灯台があれか。という思いになった。
何の気なしに見に行った灯台が、恋する灯台だった。あの場所に恋人と行くのは、虫やらなにやらでちょっとキツくないかな?と思ったけれど、それでも楽しめるのが恋人という関係なのだろうか。

それでは駅に戻り、次は呉へと向かう。
この駅で、私は親切な女性に出会う。JR呉線は、一時間に一本程度しか来ない(たぶん)。
そこで、ホームの間違いは気をつけたほうがいい。
右に向かった電車を見送ったホームは、左に向かう電車を受け入れるホームだったりする。

呉線初心者の私の乗らない三原行の電車とは逆のホームに呉方面へ向かう電車が来ると思っていたので、連絡橋を渡って逆のホームへ渡る。そこで、叫ばれた一言が私を救った。

「そっち電車こないよ!」

ありがとう。美しきお方。私はあなたが居なければ、計画がすべてパーになっていたよ。
本当にありがとうございました。

次回、呉編は明日!問題なく予定通りの電車に乗れた私、眠気MAXで呉へ!