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詩集 『 20 』

514
ハタチの気持ち、ハタチの心。
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記事一覧

星の詩 #ち

全ての星に
手が届きそうなほどの
こんな夜には
優しく口づけて
哀しくない詩を
いっしょに詠おうよ

困ったな #ヌ

こまつたな、けまつたな。
ゆきばがないこのきもちよ
おわることない魔のるーぷ
なんども いくども
たしかめた
いくども なんども
蝕められていく
ひとりぽつちの
こんな夜には

初心 #に

初めてのときめき
もう一つひらめき
心なしか素敵
思い出せときめき

ゆっくりと
ゆっくりと
時間が流れる
心が溢れそうさ

まだ まだ
いけるって
お前は言うけれど
ぼくはもう
草臥れたのさ

いっそのこと

いっそのこと
勘違いしてるふりして
嘲われてみよう
きっと
幾つのもやもや
消えるかもしれないし

words putin' # Ⅰ

uno

muji

ufo

uma

ocd

yuma

mama

papa

hour

unhappy

はじめて

初めてぼくが歌を書いた日
きみは初めて学校を休んだ
ぼくはいつものように
ワックスで髪を整えて
ネクタイ締めて
急いで家を出た
初めてぼくが歌を書いた日
きみからもらったあの手紙
内容はあんまり覚えていないけれど
きみの秘密が仄かに書いてあった

いつか大人になったら
いっしょに
世界中のホテルに泊まろう
いろんな国の
いろんな味を嗜んで
いろんなひとと
いろんな話で
笑ったり歌ったりしよう

春風をだきしめて

春風を抱きしめて
そのままで歌ってる
そよ風が頬を撫でて
きみと歩いてる
思い出の畦道

Amaj Bm Cm Bm  

めろんでぃ

風のように

Summer Breeze

涙がいっぱい

汽車にのって

初夏

ラムネ

お月さま

わたしのSea

縁がわにて

蟷螂

コヨーテと春の海

春を抱きしめて

予感予感

おはようさん

飄々と 淡々と
生きてゆく
生きてゆく
歌を書けば
そんなに夜もこわくないぜ
もうどこへだって行ってやる
だいじょーぶ
ぼくには
きみがいる
ぼくがちゃんと
元気になったときには
おまえに手を差し出すよ
綺麗なストーリーも
つくれないや
美談な戦士にも
なれないさ
でも いま
ぼくは
ここにいるのさ
そのことだけが
たしかなことなのさ
おやすみなさい
おはようさん

夜と渚〜 学校へ行くのをやめた日

夜の渚をひとりぽっち
歩いたこった
あるものかい
何があっても
言いたいことはいいなさい
なんてさ
そんなことを
いつも言えない
それからきみに
話しておくなくちゃ
きみが死んだら
ぼくも死ぬさ
きみが消えたら
ぼくも消えるよ
それはかならず
ぜったいさ
こんな一つの
2月の夜にちかうのさ

たのしくない

音楽がたのしくない
何にも感じない
何にもわかんない
何にもしてやらないし
やりたくないさ
音楽がたのしくなくなった

もっとちゃんと
ギター弾かなきゃ
もっとちゃんと
歌を歌わなきゃ
もっとちゃんと
うまくならなきゃ
あんな歌や
こんな曲も作らなきゃ
ちゃんと ちゃんとって
うるさいさ
ほんとの敵は
もう一人の自分なのさ

ほんと

ほんとに
こわがっている箱は
いつも開けなくて
それだけで
いちんちが いっしゅうかんが
いっかげつが
終わってしまうから
もどかしい もどかしい
超超、
とつても
もどかしいんだぜ

Your Summer Breeze

Summer Breeze
懐かしい薫り
雲の色
久しぶりに
きみと歩くこの道

カポタスト ハ
Cmaj Bm Am Gmaj
/ D7 Cmaj