選択給与という”選択”
みなさんこんにちは。現役大学院生(産業組織心理学専攻)兼人事・組織コンサルタントのミナミです。
皆さんが勤めている企業の給与設定はどのようになっているでしょうか。
能力給、職能給、職務給などがありますが、今回は「選択給」という新しい給与の考え方をご紹介したいと思います。
能力給・職能給・職務給の違い
まずは、能力給・職能給・職務給の違いについて解説したいと思います。
能力給
能力給とは、労働に対する能力に応じて賃金が決まる仕組みのことです。
例えば、持っている知識や資格、業務経験や技能、性格や体力などを総合的に判断して決定します。
職能給
職能給とは、職務を遂行する能力に応じて賃金が決まる仕組みのことです。
職能給では、勤続年数や等級などの企業が決定した指標によって給与が決められます。
職務給
職務給とは、行う仕事の難易度や責任の度合いに応じて賃金が決まる仕組みのことです。
職務給では、等級が上がったとしても仕事の難易度が上がっていなければ原則的に給与は上がりません。
選択給とは?
では、「選択給」について順を追って解説していきたいと思います。
基本給は従業員一律
基本給+選択給という形
選択給は従業員が選択できる
1.基本給は従業員一律
大前提として、基本給は従業員一律です。
例えば、基本給は200,000円で、プラス選択給いくらといった具合です。
2.基本給+選択給という形
基本給は一律で全従業員がもらえますが、問題は「選択給」です。
私が考えているパターンは2つです。
1つ目のパターンは多くの給与が欲しい場合、2つ目のパターンは多くの休みが欲しい場合です。
1.多くの給与が欲しい場合
多くの給与が欲しい従業員の場合、週5日で働き、プラス自分が働きたい分も働くといった感じです。
裁量労働制に近い感じですね。
「今月結婚式多くて出費がきついな」と思ったら今月は多く働く「選択」をして、その分給与をもらうといった形になります。
例で表すと、週休2日、基本給200,000円+選択給150,000円=350,000円といった形になります。
2.多くの休みが欲しい場合
逆にお金よりも多くの休みが欲しい従業員の場合、週3,4日で働き、給与の代わりに休みをもらうといった感じです。
休みが多い分、選択給はなくなります。
例で表すと、週休3~4日、基本給200,000円+選択給0円=200,000円といった形になります。
3.選択給は従業員が選択できる
これらの選択給は、上司や経営層が決めるのではなく、従業員が自分で「選択」できるのが重要です。
まとめ
今回は「選択給」について解説しました。
管理が面倒などのデメリットがありますが、選択給を導入することによって従業員のモチベーションが上がり、組織の生産性が向上するメリットを得ることができます。
いきなり「選択給」を導入することは難しいですが、こういった形の給与分配方法もあるのではと考えておくと良いと思いました。
では今回はこの辺で。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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