【続いてる写経 888日め】〜椿大神社の心残り
今回の旅はいわゆるパワースポットと呼ばれるなかでも、相当なエネルギーの高い場所を巡ったようで、戻ってきてから眠くて仕方なく、どっと疲れが出ております。
今回初めて訪れた場所の復習をしておりましたら、椿大神社様ではワタシ的に相当大事なスポットを見落としていたことがわかり、愕然としました。
まず、こちらの神社は全国でも珍しく、大祓写詞を行っており、その用紙もわけていただくことが可能だったはずなのに、すっかり頭から抜け落ちていたこと。
さらに神仏習合の色濃く残る”行満堂神霊殿”という場所があり、「社伝によれば、猿田彦大神の末裔の行満大明神は修験道の開祖であり、役行者を導いた」のだそうです。
境内図をよく見ると、見事にそこをスルーして、”御船磐座”の前で興奮のるつぼに包まれていたのでした…。磐座に呼ばれてしまったのね。
さらにさらに、行満堂神霊殿では「般若心経」の写経もできるのだそう。
つまり、「神社で写経ができるレアな場所」だったのでした…。
さすがに今回写経をする時間はなかったですが、せめて写経用紙がほしかったかも…。
ああ、やっちまった…。
最近事前に調べないで、成り行き任せなので、仕方ないですね。
それにしても椿大神社様、般若心経とのつながりもあると知り、行った時にとても歓迎されていた感じがした理由もわかった気がしました。
ただ、今回は神社系のご参拝旅だったので、「お寺系はまたにしなさいね」ということでしょう。
つまり、「またおいでね」ということです。
椿大神社様は、他にもまた行きたい煩悩系の理由があります。
境内には松下幸之助氏が寄進した茶室・鈴松庵があり、そこではお抹茶とお菓子がいただけるのです。
しかもこの銘々皿、なんと記念に頂けるのでございます〜。
この銘々皿のデザインは、禅の世界観にちなんで「○△□」と3つの形があり、色は5色で全部で15種類あるとか。毎年色と形が変わるので、そのお皿がいつ年のかも、色形でわかるそう。
掛け軸は「八風吹不動天変月」。禅語だそうです。
意味は「生きている以上、さまざまな風が吹くが、どんな風にも動じない天空の月のような不動心を養うことが肝要」
八風とは、仏教におけるこうあってほしいという四つの欲「四順」(利、誉、称、楽)と、避けて通りたい四つの欲「四違」(衰、毀(やぶれ)、譏(そしり)、苦)をさすそうです。
係の方はとても親切で、初心者にも色々と丁寧に教えてくださりました。
素敵な空間でお抹茶と和菓子、お土産つき800円はちょっとビックリ。
当然「毎年来たくなっちゃうね〜♪」と、全員で盛り上がったのでした。
また来られますようにと、願いを叶えてくれることで有名な「かなえ滝」を待ち受け画面にしておこうっと。