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【続いてる写経 1043日め】〜いつもよりも”お高め”の経験

お世話になっているビジネス系コミュニティのイベントでした。
本年の場所は、丸ビルの36階にあるアンティカ・オステリア・デル・ポンテ
まずは東京駅を見下ろす素晴らしい風景に観劇。
下を歩く人々がマッチ棒に、東京駅舎全体は映画のセットのように見えます。東京駅の全容を、上から観たのは初めてかも。

ミニチュアのような東京駅全景

お料理について、最初出された”最初のお楽しみ”は、蕎麦粉のパンケーキ。蕎麦粉というのもあり、若干パサパサ?次に期待。

続くアミューズは、キャベツのフラン。フランとはお砂糖を使わない洋風の茶碗蒸しのようなものだそうです。芽キャベツが飾られ、キャベツの風味に春らしさを感じました。うむむ、前菜に期待感。

続いての前菜は信州サーモンのコンフィ
最近はサーモンといえば、”信州サーモン”になりましたね。
(ロシア産が入らなくなったからか…)
信州サーモンは、海ものサーモンとは違って、塩気少なく身が柔らかくて食べやすいです。コンフィということは、火が通っているはず。
なのに、まるで半生。とろける食感、うむむ、美味しい。

パスタはジェンティーレ社の火山型ショートパスタ”ヴェスヴィーオ”と海老、そしてイタリアのカブの菜の花”チーマ・ディ・ラーバ”
いわゆる”菜の花のパスタ”系統の味でしたが、”チーマ・ディ・ラーバ”はアーティチョーク的な独特の苦味がありました。この苦味が海老と上手くマッチング。そして火山型パスタは、ソースがよく染みていて、口の中で跳ねる感じの弾力がある食感。うむむ、楽しい。

お魚のメインは鮮魚のソテー、ヴェルジネソース
だんだんと酔っ払ってきたので、なんのお魚か、聞きそびれました。
お魚の皮のパリッと感と、添えられたキノコ(舞茸?)も表面パリッと中に旨味が残されて、絶妙。どうやってこのように調理できるのか?
うむむ、唸った。

そして、メインのお肉と同時にサーブされた赤ワインにハッとしたのです。
香りからして、違う。ハチミツのような甘い芳香がします。
口に含むとまろやかで、えぐみがなく、飲みやすいのです。
「このワイン、めちゃくちゃ美味しい!!」と驚きのあまり、叫びました。

サーブの方に尋ねると、このワインは”カンティーナ・コッリ・エウガネイ”という、イタリアのヴェネト州のワイン生産者組合によるものだそう。

『神の雫』というワインの蘊蓄を語るマンガは一通り読みましたけれど、ちーっとも主人公や天才ソムリエ、ワイン評論家などの方々が語っているワインの美味しさや奥深さは、読むだけでは全くわからず、内容は全然ピンときませんでした。

そもそもアルコールはさほど飲めない自分には”わからない世界”と思ってましたけれども、今回のワインを飲んだとき、『神の雫』でワインを語りたくなる意味が少しわかった気がしました。

メインのお肉は、赤ワインの”アマローネ”とカルダモンで煮込んだ和牛のホホ肉。これまたホロホロとなったお肉の食感と、赤ワインのまろやかさが合います。うむむ、美味しかった。

そして最後にデザートのティラミス、最後のこれはやばかった。
ティラミスはマスカルポーネチーズの質が決め手なのですかね。チーズというより濃厚なクリーム味。トッピングのホワイトチョコがまたアクセントとして効いていて、下のコーヒーゼリーの苦味も濃すぎず薄すぎずちょうど良い塩梅。
すごかった…間違いなく、人生で食べた中でいちばん美味しいティラミスでした。うむむ、大満足。

そんなわけで、高いロケーションで、最高級のお料理を楽しませていただきました。S先生、H先生、貴重な経験をありがとうございました!!

うむ、この週末は美食過ぎたわ…。
ご馳走様でした。

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