【続いてる写経 731日め】〜体感すると楽しくなる
何故写経を続けていられるかは、ワタシが般若心経が好きなこと、
書道が好きなこと、
仏教文化に興味があること
が大きいのでしょう。
写経を書き続けることで、微差ながらも筆文字の上達を感じますし、写経というテーマをもって、旅をしたり、博物館に行ったり本を読んだりすることで、世界が広がったと思います。
例えば、今回書いている、奈良の海竜王寺の隅寺心経について。
海竜王寺が写経発祥の地と呼ばれていたため、実際に一昨年前このお寺まで行ってみました。
残念ながらその時は現地で写経できませんでしたが、そこで感じた空気感を、隅寺心経を書くたびに思い出します。
あの場所で、どんな人が、どんな思いで書いた文字なのだろうね❓と。
体感した上で想像すると、それまでよりも、断然面白くなったのです。
体験を通じて、感じとる
身体を使って何かを得る、これが学びにとってとても大事なところなのだと、改めて感じます。
数年前に読んで、全くワケ分からなかった気功の本がやっと頭に入ってきました。
それも、曲がりなりにも自分が気功の世界を体験したからだと思われます。
歴史や文化も、本読むだけでは限界がある。
文字情報は大事だけど、自分が感じ取ることの方が、学びとしては遥かに価値があります。
というわけで、また旅に出ようと画策中。
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