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ダルバートが無性に食べたくなった
ナマステー! カリー大福です。
先日、「カレーの系譜」という記事で、完全な主観のもとでカレーの種類についてまとめました。こちらをお読みいただいたフォロワーの方から初めてコメントいただき(ありがとうございます!)、ネパールはどうですか? と言われ、思わずムムムとしてしまいました。
というのも、カレーを食べる人からはよく「インネパ系」という言葉を聞くのです。これはいわゆるネパールの人がインド料理店を経営していることを指す言葉なのです。もともと日本に出稼ぎに来ている人はネパールから来た人たちが多く、その人たちがカレー屋さんを始めることになった経緯が関係していると思われます。
そうすると、ネパールカレーはインドカレーと一緒にしていいのか? という話になってくるのですが、私個人的にはネパールのカレーはやっぱりインドカレーとは一線を画すべきではないかと思っております。
よい機会なので、ちょっとネパールカレーについて語りたいと思います。(ちなみに、トップ画像はモモですが…苦笑)
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もともと、ネパールでもカレーは食べられております。残念ながらコロナが蔓延したことで私は現地に赴く機会を逸してしまったのですが、インドではカレーは完全なる主食で朝昼晩と食べる習慣があります。が、ネパールではカレーは必ずしも主食ではないんですね。
では何がメインに来るかというと、ダル(豆)のスープです。これはダルバートという名前があり、ダルとご飯が定食として提供され、そして場合によってはカレーがご飯のお供として時々顔を出す、というような位置づけなんですね。
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東京にもおいしいダルバートを出すお店が今とても増えてきていて、そしてそれはインドカレーとはまた違った味わいかと思います。以前渋谷にある「ネパリコ」というお店にお邪魔したのですが、これまたインドカレーとはまた異なる優しい味わいで、ふぁー幸せー! と思った覚えがあります。
そしてなんといっても、私がネパール料理で好きなのはモモという料理です。これは姿かたちは小籠包みたいな形をしているのですが、おそらくわれわれの言葉に変換すると餃子みたいなものだと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1724488048230-ruOffN1ngD.jpg?width=1200)
中にはぎっしり肉が詰まっており、皮はモッチモチ、弾力があります。餃子と違うのは、コリアンダーなどのスパイスが練られていて、風味がちょっと独特だということです。食べるときは醤油ではなく、ネパールではトマトベースのちょっと甘辛いソースにつけて食べます。これがおいしすぎて……。
昔新大久保で行った「MOMO」(名前がそのままですね)で食べたモモが今でも時々食べたくなるので、折を見て訪れています。ここでは様々な味のモモを楽しむことができるのです。ある程度の人数で行かれることをお勧めします。
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また話がそれてしまいましたが、結論ネパールカレーとインドカレーは別か?と言われたらおそらくそうだと思いますね。日本でも関東と関西で食べるものが違う、インドでも北と南で味が違う。本当はもっと細かくできるのでしょう。
何はともあれ、今私は無性にモモが食べたい。そしてコロナで行けなくなってしまいましたが、いつかまたネパールに訪れて本場のダルバートを食べたいと思う今日この頃です。
それではフィルミレンゲ!(またお会いしましょう)
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