見出し画像

カレー屋になる!#1 —宣言—

はじめまして!
大島史也(おおしまふみや)と申します。

新潟県新潟市で「石本商店」という
"ごまどうふ屋"を営み、
祖父から継いだ大切な味を守っています。


このnoteでは、
ぼくたちがカレー屋をオープンするまでの
アレコレを綴っていきます。
・・・
お店を作りたい人、何かを始めたい人、
新潟が好きな人、カレーが好きな人に
読んでもらえたら幸いです。


■お店を始めるきっかけ

ぼくはごまどうふ屋です。
製造から販売までやっています。

お店は「石本商店」。
新潟亀田で祖父母が
50年営んだ小さなお店です。

駅から徒歩15分、
住宅街の中にあり、駐車場ナシ。
立地としては全く良くありません。
なので、委託販売や、
移動販売車での出店販売をしながら
やりくりしています。

そんな中、
その良くない立地のお店でも
ごまどうふを求めて
わざわざ来てくださるお客さまがいます。

お店をやりたいと考えたキッカケは
わざわざ来てくださるお客さんの
満足度を高めたかったから
」です。

現状、祖母が営むお店では
日用品や雑貨が並ぶ中で、
ごまどうふを販売しています。

わざわざ来ていただいても
ゆっくりお話しできる環境ではありません。

お店があれば、
ここでしか味わえないごまどうふがあったり、
一緒にゆっくり珈琲でも飲んだり…

そんな「おもてなし」をすることができます。

個人商店だからこそ、
お客さまを、お客さまと呼ばなくていい
関係性が築けたらなと思うんです。

ぼくが思う個人商店は、
そんな「距離感」が理想です。

だから、お店をやりたいと考えました。


■今のままではダメなの?

変な言い方ですが、
ごまどうふ屋を続けるために
お店(カレー屋)をやりたいと思っています。

どんなに美味しいごまどうふでも、
売るのってやはり大変なんです。

ごまどうふが売れなくなったら
お店は潰れてしまうし、
腕を怪我しようものなら
作れなくなってしまいます。

祖父の味を失くしたくない。
たくさんの人に食べてもらいたい
。」

という想いで継いでいるぼくにとっては、
それは避けたい。

ごまどうふを
たくさんの人に食べてもらうには、
1年、1ヶ月、1日でも長く
続けていかなければなりません。

「祖父の味を失くしたくない。
たくさんの人に食べてもらいたい。」
そう思えば思うほどに、

ごまどうふに依存してはいけない
と考えます。

カレー屋をキッカケに、
ごまどうふの存在を知ってくださる人が
いるかも知れません。


■なぜカレー屋に?

カレーはみんな好きだし、
新潟の豊富な食材にも合わせられる。

なによりぼく自身、
カレーを愛しているからです。

食べるのも大好きだし、作る過程も楽しい。

スパイスや食材の掛け合わせで、
カレーのレパートリーは無限大です。

このご時世に個人商店を営む上での
「ぼくたちらしさ」を表現するには、
ピッタリな料理だと思っています。

新興住宅が増え続ける亀田という地で、
飲食店が圧倒的に不足している…
という理由も、少しだけあったりします。

「町の〇〇屋さん」との
コミュニケーションって、
人生を豊かにしてくれる気がしていて、
そのキッカケの1つになれたら…
とか思ってます。おこがましくすいません。


さぁ、これから、
「ごまどうふ屋」を続けるためにも、
楽しみながらお店を造っていきます!

2020年 夏に、
ぼくたちはカレー屋になります!


これからのnoteは
カレー研究の過程や、
もっと具体的にどんなお店を造りたいか、
開業準備のアレコレを綴っていきます。
・・・
よろしければ、
note】【Instagram
@fumiya_oshima @im_52
フォローよろしくお願いいたします!


🍛

お店のオープンは
2020年7月9日予定

オープンまで残り150日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?