偶然エレクトロ

【偶然の産物】意図せず生まれたもの、偶然にできたものといった意味の表現。写真フォルダを見返すと、撮影した覚えの無い写真が。それも人工的には撮影が不可能に思える芸術感。僕はこの我が子を「偶然エレクトロ」と名付けた。撮影したかどうかは、まったく身に覚えがない。。が、それもまた偶然の産物である。しかし、その偶然を意識的に生み出すことができたらどれだけ素晴らしいだろう。実はその能力を言語化した言葉があって「セレンディピティ」という。この言葉とは、外山滋比古先生の「乱読のセレンディピティ」という書籍で出会った。セレンディピティとは、素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見すること。また、何かを探しているときに、探しているものとは別の価値があるものを偶然見つけること。平たく言うと、ふとした偶然をきっかけに、幸運をつかみ取ることである。意図せずに生まれたものであってもそこには少なからずその人の才能や想いがこもっているんじゃ無いか、と勝手に思っている。素敵な偶然に出会うために、今日も独自のアンテナを張り巡らせる。偶然エレクトロ。