![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/149141561/rectangle_large_type_2_677950517de81c6bea795135bfc6cc96.jpeg?width=1200)
大阪城天守閣 企画展示「豊臣水軍―海で躍動した武将たち―」をもっと楽しめる!おすすめ本5選
注目の特別展にあわせて、CUMAGUSおすすめの5冊を紹介するマガジン「特別展・企画展をもっと楽しめる!おすすめ本5選」
今週のテーマは、大阪城天守閣で開催されている企画展示『豊臣水軍―海で躍動した武将たち―』(7/27~10/10)
本日のブックリストはこちらです!
企画展紹介
秀吉が国内での合戦に勝利して天下統一をなしとげた陰には、水軍の活躍がありました。
九州攻めや小田原攻めで、秀吉は大規模な水軍を編成して戦地へ送りました。前近代の日本が経験した最大の対外戦争、文禄・慶長の役が始まると、水軍の役割はますます増大します。
海を舞台にしたドラマが生まれます。
本展では秀吉をささえた水軍のメンバーに注目して、その活動をさぐります。
![](https://assets.st-note.com/img/1722417298969-VXrz1er35e.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1722417315844-WZEfZa5vwl.jpg?width=1200)
オススメ本① 豊臣水軍興亡史 (吉川弘文館) 山内 譲 著
![](https://assets.st-note.com/img/1722417522805-VcaHfjDY6b.jpg)
https://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b227423.html
著者名:山内 譲 著
出版社名:吉川弘文館
定価:2,530円(本体2,300円+税)
四六判:280ページ
【天下統一を支えた海賊たち―海からみた豊臣政権の真実!】
戦国期、列島各地の海には多様な海上勢力が戦国大名と結びつつ活発な活動を展開した。
瀬戸内海の来島(くるしま)村上氏や伊勢海の九鬼(くき)氏ら海賊衆は、信長亡き後に天下統一をめざす秀吉の水軍(船手衆)として九州・小田原攻めや朝鮮出兵で活躍、関ヶ原合戦後に解体する。
今までとり上げられなかった「海上軍事力」という視点から豊臣政権を見直した好著。
(吉川弘文館ホームページより)
オススメ本② 九鬼嘉隆と九鬼水軍―戦国最強を誇った水軍大将の興亡(戎光祥出版 中世武士選書)豊田祥三 著
![](https://assets.st-note.com/img/1722417781109-ewbJBdEvTJ.jpg)
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/695/
著者名:豊田祥三 著
出版社名:戎光祥出版
定価:2,750円(本体2,500円+税)
四六判:208ページ
【戦国を代表する海の武将、九鬼嘉隆。波乱に満ちた生涯を読み解く】
織田信長・豊臣秀吉のもとで水軍大将として活躍した九鬼嘉隆。
嘉隆以前の一族の動向、毛利水軍との激戦、朝鮮出兵、関ヶ原の戦いの末の自害といった嘉隆の生涯を解き明かす。
嘉隆以後の一族の活躍や御家騒動、本拠鳥羽城跡や操船技術に関わった捕鯨の実態など最新研究満載な九鬼氏初めての通史。
著者は嘉隆ゆかりの地・鳥羽市の教育委員会で九鬼氏の関係史料や宝物・史跡の調査に長く携わり、九鬼嘉隆の図録の編纂もしてきた九鬼氏研究のエキスパートである。
(戎光祥出版ホームページより)
オススメ本③ 秀吉と海賊大名―海から見た戦国終焉 (中公新書) 藤田達生 著
![](https://assets.st-note.com/img/1722418371119-lchaVlOiDX.jpg)
https://www.chuko.co.jp/ebook/2017/12/516086.html
著者名:藤田達生 著
出版社名:中央公論新社(中公新書※品切・電子版配信中)
定価:836円 (本体760円+税)※電子版価格
新書判:212ページ
【海賊大名たちの戦国と、その終焉】
信長・秀吉・家康が天下統一をめざした時、鍵となった地域が瀬戸内である。とくに伊予(現在の愛媛県)は中国・四国・九州を結ぶ「かなめ所」(秀吉の朱印状より)であった。
瀬戸内海で活躍した村上氏・来島氏ら海賊衆と彼らを束ねた河野氏・毛利氏ら「海賊大名」は、秀吉など東国勢力との衝突を余儀なくされる。
信長が始め、秀吉・家康が引き継いだ「革命」は地方の人々をいかに翻弄したか。海から見た戦国終焉の物語。
(中央公論新社ホームページより)
オススメ本④ 水軍と海賊の戦国史(平凡社)小川 雄 著
![](https://assets.st-note.com/img/1722418698022-YzKUjoMTP9.jpg)
https://www.heibonsha.co.jp/book/b378066.html
著者名:小川 雄 著
出版社名:平凡社
定価:1,980円 (本体1,800円+税)
四六判:256ページ
【「水軍」や「海賊」は本当に消えたのか―】
戦国大名や国衆に“協力”した「水軍」は、江戸時代に入っても徳川将軍家の支配と鎖国体制を支えた。海上の戦いはいつ終息したのか。
(平凡社ホームページより)
オススメ本⑤ 海賊の日本史 (講談社現代新書)山内 譲 著
![](https://assets.st-note.com/img/1722418955219-pQfKnbJnF4.jpg?width=1200)
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000309993
著者名:山内 譲 著
出版社名:講談社(講談社現代新書)
定価:924円(本体840円+税)
新書判:256ページ
【「海の国」日本に息づく、海賊たちの遺伝子】
藤原純友、松浦党、倭寇、村上水軍。
海に囲まれた日本列島は、古来、「海賊」と呼ばれる人びとの活動の舞台だった。
様々な地域で活躍した様々な「海賊」たちの存在を通して日本の歴史を読み直す、ユニークな日本史の試み。
(講談社ホームページより)
あとがき
大阪城天守閣で開催されている企画展示『豊臣水軍―海で躍動した武将たち―』(7/27~10/10)がもっと楽しめる!
オススメの5冊、いかがでしょうか。
マガジン「特別展・企画展をもっと楽しめる!おすすめ本5選」は毎週水曜日更新です。
今後も注目の特別展・企画展を取り上げていきます。お楽しみに!