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吉野ヶ里歴史公園 特別企画展『よみがえる邪馬台国』~倭人伝のクニを探るⅥ~ 「邪馬台国と伊都国」をもっと楽しめる!おすすめ本5選

注目の特別展にあわせて、CUMAGUSおすすめの5冊を紹介するマガジン
「特別展・企画展をもっと楽しめる!おすすめ本5選」

今週は、吉野ヶ里歴史公園で開催される特別企画展
「『よみがえる邪馬台国』~倭人伝のクニを探るⅥ~ 「邪馬台国と伊都国」」(9/21~11/10)をピックアップ!

本日のブックリストはこちらです。


企画展紹介

今年で16回目を迎える特別企画展『よみがえる邪馬台国』。
シリーズ「倭人伝のクニを探る」の第6弾は、弥生時代において大陸文化流入の玄関口として重要な位置を占め、「魏志倭人伝」に記載された「伊都国」に想定される福岡県糸島市周辺の弥生時代の拠点集落や王墓などを紹介します。

併せて、紀伊水道に面し、古来より近畿とのつながりが強く全国有数の銅鐸の出土地でもある四国の阿波地域(徳島県)の弥生時代の遺跡を紹介します。



オススメ本① 【増補版】邪馬台国論争の新視点―遺跡が示す九州説―(雄山閣)片岡 宏二(著)


https://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php?product_id=8625
著者名:片岡 宏二(著)
出版社名:雄山閣
定価:2,640円 (本体2,400円+税)
A5判:210ページ

【『魏志』倭人伝の方位と距離の記述は誤りではなかった!
実在の遺跡から、その真実が見えてきた!】

考古学発掘調査の成果をもとに、先人たちを悩ませてきた『魏志』倭人伝の方位と距離の謎を解き明かし、具体的な遺跡から邪馬台国時代のクニグニの実像にせまる。
(雄山閣ホームページより)

オススメ本② 倭人伝に記された伊都国の実像 三雲・井原遺跡 (新泉社 シリーズ「遺跡を学ぶ」)河合 修・平尾 和久 (著)


https://www.shinsensha.com/books/6640/
著者名:河合 修・平尾 和久 (著)

出版社名:新泉社(シリーズ「遺跡を学ぶ」)
定価:1,870円 (本体1,700円+税)
A5判:96ページ

【「魏志」倭人伝にあらわれる倭の大国・伊都国の実像にせまる】

群青の玄界灘を望む福岡県の糸島半島は、「魏志」倭人伝に記された「伊都国」の故地だ。
王墓に納められた巨大かつ多量の鏡、王都で使われた国内外の土器、遠く地中海より素材が伝わったガラス製品など独特の品物からは、交易で栄えた大国の姿が見えてくる。
(新泉社ホームページより)

オススメ本③ 卑弥呼とヤマト王権 (中公選書 134)寺沢薫 (著)


https://www.chuko.co.jp/zenshu/2023/03/110135.html
著者名:寺沢薫 (著)
出版社名:中央公論新社(中公選書)
定価:2,860円 (本体2,600円+税)
四六判:432ページ

【考古学の成果と中国史書の精読から再現される、王権誕生のドラマ】

盟主不在の「倭国乱」ののち、三世紀初頭、卑弥呼を初代大王として奈良盆地東南部の纒向(まきむく)の地にヤマト王権は誕生した。
本書では纒向遺跡から出土した数々の遺構と遺物を詳細に紹介し、この遺跡がヤマト王権の最初の大王都だったことを明らかにする。
王権はいかなる背景のもとに、どのような経緯をへて成立したのか。考古学の成果と中国史書の精読から導き出された、東アジア世界におけるこの国の国家形成史の新しい枠組みを提示する。
(中央公論新社ホームページより)

オススメ本④ 地を這いて光を掘る―佐賀女子短期大学学長・高島忠平聞書(西日本新聞社) 高島忠平(述)南陽子(著)



https://furusato.kyodo.co.jp/detail/2934
著者名:高島忠平(述)南陽子(著)
出版社名:西日本新聞社
定価:1,676円 (本体1,524円+税)※記事投稿時品切れ
四六判:292ページ

【「ミスター吉野ヶ里」が熱く語る、吉野ヶ里発掘と保存へのあゆみ】

自由な発想と行動力で遺跡の発掘を率い「ミスター吉野ケ里」と呼ばれた男の考古学人生。
(「ふるさと発見新聞社の本」ホームページより)

オススメ本⑤ 徳島の土製仮面と巨大銅鐸のムラ 矢野遺跡(新泉社 シリーズ「遺跡を学ぶ」)氏家 敏之 (著)


https://www.shinsensha.com/books/415/
著者名:氏家 敏之 (著)
出版社名:新泉社(シリーズ「遺跡を学ぶ」)
定価:1,760円 (本体1,600円+税)
A5判:96ページ

【徳島の弥生時代―巨大銅鐸と土製仮面のムラ】

「四国三郎」の異称で古くから親しまれている大河・吉野川が流れる徳島平野の一角に、なんともユーモラスな表情をした土製仮面と発掘調査で出土したものとしては最大の巨大銅鐸が出土した集落遺跡がある。
いったいここにどのようなムラと人びとの営みがあったのだろうか。
(新泉社ホームページより)

あとがき

吉野ヶ里歴史公園で開催される特別企画展
「『よみがえる邪馬台国』~倭人伝のクニを探るⅥ~ 「邪馬台国と伊都国」」(9/21~11/10)をもっと楽しめる!
邪馬台国九州説・畿内説に関する本や、企画展で紹介される遺跡を読み解く本をセレクトしたおすすめ本5選、いかがでしたか?

マガジン「特別展・企画展をもっと楽しめる!おすすめ本5選」は毎週水曜日更新です。
今後も注目の特別展・企画展を取り上げていきます。お楽しみに!

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