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また読み返したいnoteを集めた私のブックマーク的マガジン
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2020年9月の記事一覧

世界の片隅で見つけた美味しい月

世界の片隅で見つけた美味しい月

ずっと月を眺めている。

今、自分が見ている月は数時間前には地球上の別の場所にいて、そして数時間後には別の場所に、満ちたり欠けたりしながら姿を現す。

北半球と南半球で三日月の欠け方が違うことを今まで気づかなかったなんて言ったら笑われるだろうか。

それぞれが見上げる月の下では、全く異なる時空の『今』が流れている。月を眺めている『今』は自分の今日であり、誰かの昨日であり、さらに誰かの明日でもある。

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水彩イラスト5点(みんフォト用)

水彩イラスト5点(みんフォト用)

朝晩ちょっぴり涼しくなってきましたね。やっとクーラーなしで寝られる。秋虫の声を聞きながら眠りにつくなんてしあわせ。
こおろぎの鳴き声に、THE BOOMの「星のラブレター」が重なります。あの歌に出てくる男の子がかわいくて。

すいかや風鈴が並んでいたマイページの背景を、秋っぽい絵に替えました。

何年か前に描いたもの。水彩の厚塗りに凝ってたなあ。
うちの猫も庭掃除してくれないかしら。

「みんなの

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淡路島の玉ねぎが僕をライターにした

淡路島の玉ねぎが僕をライターにした

淡路島の玉ねぎがなければ、いまの僕はなかった。

意味のわからないことで知られている(そんなには知られてない)僕のnoteだけど、いくらなんでもそれはないと思われるだろう。

だけど本当なのだ。淡路島の玉ねぎがなければ、少なくともこうやってライターとして生きられてはいない。あいつには感謝しかない。

遭難したときリュックに入っていた玉ねぎをひたすら食べて助かった――わけでもない。携行食なら他のもの

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ビール、アンド

ビール、アンド

2年前、学生時代の友だちが営んでいるカレー(とクラフトビール)屋さんをはじめて訪れた。

彼女(Aちゃん)は頭がよく、ちゃんとした企業で働いた上で、脱サラして旦那さんとともに店を出していた。いっぽうの私はといえば、心身ともに脆弱でうだつの上がらない20代を過ごし、結婚しミニマムな生活を送っていた。子どもがほしいなあ、なんてことも考えていたころだった。

珍しく体調の良いある日、ふと思い立って夫とA

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失われていく記憶と母とクリームソーダ

失われていく記憶と母とクリームソーダ

少しずつ失われていく記憶と、不思議なものを見てしまう能力を身に着けたあなたとの生活は過去の思い出が上塗りされていく。そして新しい物語がつくられていくたびに、素直にうなずくことができないことに罪悪感を感じる。

昔から母は人との距離感をうまくつかめない人だった。当然それは家族にも向けられたがその頃は大切にされていると感じていた。しかし長い間投薬し続けた副作用と脳の老化により、その傾向がより強く出てく

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#noteフェス の裏側で

#noteフェス の裏側で

noteフェス、昨日の3日めはライブで視聴できず、お囃子にも参加できなかった。無念。これには個人的な理由がありまして、実は私、家出していたのです。2日前の朝、家を出て、フェスの初日と2日めはホテルでライブ視聴していました。その経緯を書いたので、気になる方はお読みください。(長いです)



いま、このnoteは家で書いてます。(夫は昼寝中)

泊まったホテルが本当に素敵だったので、岡山駅周辺に来

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