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効果を6倍にする早朝学習の秘密

夜中のだらだら勉強は、無駄どころか有害


夜中に勉強するのは立派なことでしょうか。いいえ、違います。夜型人間になって、夜中が勉強時間になってしまうと、学習効果が上がるどころか体調が崩れ、精神的にも、うつ状態になりがちです。生き物として、自然の摂理に反しているからです。

内臓機能や体温節など、体の機能をコントロールするのは自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、活動しているときや緊張・興奮しているときは交感神経が働き、リラックスしているときは副交感神経が働きます。
昼間は主に交感神経が働いていますが、夜になると副交感神経に選手交替します。副交感神経は体の修復や再生などメンテナンスします。交感神経はゆっくり休んで次の日に備えるのです。


夜中に勉強をする人は、いわば副交感神経で勉強しようとしているわけです。これでは武器が違います。豆腐で相手をやっつけようとしているようなもので、実は滑稽なことなんです。特に若いときは、夜中に勉強するのが格好いいような錯覚に陥りがちですが、夜中にだらだら勉強しても学習効果はあまり期待できないのです。
それより朝、早起きして短時間勉強したほうがずっと効果的です。

朝の20分は、夜中の2時間に相当する


夜の間優勢だった副交感神経が交感神経と交替するのは、だいたい夜明け頃、つまり朝5時頃だといわれています。
ですからできれば5時頃、無理なら6時頃でもかまいません。きちんと早起きして、まず戸外の光を見ましょう。視神経に日光を入れることで、サーカディアンリズムがリセットされ、脳も体も「朝になったんだな」と活発に動き出します。
そもそも人間の体内時計は25時間です。1日は24時間ですから、放っておくと1時間のずれがどんどん広がり、人は夜型人間に
人間の体内では1秒間に3億個もの生化学反応が行なわれており、交感神経と副交感神経がうまく働かないと、この生化学反応がうまくいかなくなります。
早起きして朝型人間になれば、自律神経のバランスも崩れることはありません。早起きは心身の健康のためにも、非常に有効なのです。

朝に学習しなさいというと、「朝は忙しいからできません」と言う人がいますが、たった20分でいいのです。「インタージュール学習法」でお話ししたとおり、20分とは最も効率的な学習時間です。

人間の集中力は、せいぜい15分。テレビで15分おきにコマーシャルが流れるのは、視聴者をテレビの前に釘付けにしておく悪魔の方法といえます。

さらに、興味深いことにトップアスリートたちが取り入れているサーキット・トレーニングやインターバル・トレーニングには、私たちが学習という分野で積極的にまねをしてみる価値のある方法論が隠されています。まとめると、次のようになります。

15分だけ集中する ▶︎ 5分のインターバルをおく

勉強は20分だけ、やりなさい! https://note.com/cslabo/n/n09ca3c193bcb


内訳は学習15分+チェック5分。1モジュールだけやればいいのです。どうです?これならできそうでしょう。

早朝学習は、深夜学習の6倍の効果がある


学習方法論の世界では、早朝、朝食の前に行なう学習は深夜の6倍も効率がよいと考えられています。つまり早朝に20分間学習するということは、夜中に2時間やることに匹敵するのです。
また、毎朝20分学習することは、自分に対する静かな自信になります。自分の芯にあたるコア意識が日に日に強固になっていく気持ちをもつことができます。「私ってなかなかいいじゃない」と自分にエールを送ることができるようになるのです。

たった20分の習慣で、間違いなく人生は変わります。「ぎりぎりまで寝ていたほうが得」などという価値観は打破してしまいましょう。そうしなければ来年も再来年も、また同じ毎日の繰り返しですよ!


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