2024年 ベスト音楽総まとめ(劇伴・ノベルゲーム部門)
どうもです。
2024年の総まとめ的な記事、第6弾。
最終的に「2024年 ベスト音楽総まとめ」記事に反映される「劇伴・ノベルゲーム部門」です。メディアやコンテンツの縛りはなく、2024年に触れた作品の中から、劇伴曲や主題歌、挿入歌が良かった楽曲を5つ選出。
#1『慈悲燈塔OST』/ 塞壬唱片-MSR
本格戦略タワーディフェンススマホRPG『アークナイツ』の5月より先行で開催されたメインストーリー14章「慈悲灯塔」のサウンドトラック。物語が大きく動きだした事は勿論、ウィシャデルやエテルナがオペレーターとして使える様になり、かなり盛り上がりましたね。
北村友香、Adam Gubman、BaoUner、Giovanni Rios、Lappy、Obadiah Brown-Beachなど、世界的アーティスト達の共同制作によって完成した本作。先述した様に何か重大な事象が動き出している事を想起させる、壮大でドラマティックな楽曲が揃っています。緊張感も凄くて、鳥肌立つこと間違い無し。中でも、ウィシャデルPVでも使用されたTr.2「In Originium Covered Fields」、コーラス隊がエグイTr.5「Cries of the Cinderbringer」、14章メインテーマ曲Tr.9「Bronken Sun」が特に気に入っています。PVでなんか知らんけど、涙出てくるのアークナイツだけだよ…。
#2『きみの色』/ 牛尾憲輔
2024年8月30日に公開された、山田尚子監督の完全オリジナル長編最新作。脚本はお馴染みのタッグである吉田玲子、音楽も牛尾憲輔と、ファンにとっては絶対に見ておきたい作品でした。
2024年もアニメは数本しか見れなかったんですが、本作も記憶に残る一作でした。音楽も牛尾憲輔さんらしい、素朴で繊細な温度感を持っている音色から、幻想的にキラキラ輝いている音色まで、心の機微を捉える楽曲が揃っていました。聴いていると風景が浮かび上がってくるのも、相変わらず魅力的。作中バンド「しろねこ堂」の音楽も好きで。シューゲイザー/ドリームポップナンバーの「反省文~善きもの美しきもの真実なるもの~」は衝撃的でした。あとは何と言っても「水金地火木土天アーメン」でしょう。中毒性抜群。映画見終わった日、口ずさみながら帰りましたもん。周りを巻き込める衝動的なパワーを持っている素晴らしい楽曲でした。因みに、アニメ感想記事はほぼ完成しているので、1月中に更新します!
#3『さくらとことり』/ はな
2013年3月29日に枕より発売された『向日葵の教会と長い夏休み』のEDテーマより。歌:はな、作詞:藤倉絢一・紺野アスタ、作編曲:松本文紀。
本作をプレイするキッカケでもあった名曲。ずっと前から好きな曲で、2024年7月にクリアして遂にゲーム内でも聴くことができました。ノスタルジックで温かい雰囲気、爽やかだからこそ心を抉ってくるメロディ、全てが最高。10月に「ケロQ」の設立25周年を記念したアニバーサリーライブもあり、はなさんの生歌唱で聴くことができたのも想い出です。生バンドだとライブ映え凄くて、泣き散らかした。改めて、エロゲ史に残る名曲です。
#4『Convallaria』/ 安月名莉子
2024年8月29日にspriteより発売された『everlasting flowers - Where there is a will, there is a way』のOPテーマより。歌:安月名莉子、作詞:Ceui、作編曲:藤永龍太郎(Elements Garden)。
2024年ノベルゲームトップソングを飾るべきガチ名曲。ピアノとストリングスを中心にした美しいサウンドで、藤永龍太郎さんらしい、胸に迫るエモーショナルなメロディがドストレートに流れ込んでくる盛り上がりが素晴らしい…。プレイ後だと歌詞の解像度も上がり、更に感動も深まりましたね。サビで涙止まらん。『everlasting flowers』自体も名作だったので是非。2月1日に開催される、Piano Concert「Rassembler」も無事にチケット握れたので、今から本当に楽しみです。絶対に泣くわね。
#5『恋するキリギリス』/ yuki
2020年9月25日にLaplacianより発売された『白昼夢の青写真』CASE-3のOPテーマより。歌:yuki、作詞:緒乃ワサビ、作編曲:momo。
お前感想記事書いてないやん!と思われそうですが、全くその通りです。でも実は11月にクリアしてまして…(Twitterには感想書いてます)。んで、この曲を選んだと云う事は、CASE3が最も好きで、桃ノ内すももと云うヒロインに出逢えた事に感謝しかない作品でした。可愛らしいポップなサウンドと、どこか切なげな香りも漂わせるメロディ、そして彼女の心情を綴った歌詞もクリア後には愛おしいと感じずにはいられませんでしたね。noteでの感想記事は必ず書くので気長にお待ちいただければ!
以上、劇伴・ノベルゲーム部門の5選でした。やっぱり劇伴や主題歌を聴くと、その作品の想い出が蘇ってくるので最高ですわ。来年こそアニメやノベルゲーム触れる数を増やしたい!(毎年言ってる)。ではまた!