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ランニングによる副産物 〜美肌〜

ランニングを再開して、まだ間もないが、
思わぬ副産物を体感している。

それは、「美肌」である。

おっさんの美肌なんかに、誰一人として興味がないことは十分承知のうえ。

ただ、明らかに、肌艶が良くなっている。
特に、両腕部分。

そこで、運動と美肌の関係について、論文を調べてみる。
論文ではないが、2022年日本体力医学会にて、株式会社資生堂みらい開発研究所(2022年現在)の白土 真紀氏シンポジウムで発表された抄録があった。

「運動が及ぼす皮膚への影響~健康美肌の観点から~」

白土氏の発表によると、運動することで

  • 成長ホルモン

  • 甲状腺刺激ホルモン

  • マイオカイン

などの分泌が促進されるとのこと。

「マイオカイン」が聞きなれない言葉であるので、簡単に調べてみる。

マイオカインとは骨格筋から分泌される生理活性 物質の総称であり、ギリシャ語の myo-(筋)と kine-(作動物質)から作られた造語である。近年、これまで分泌器官とは考えられていなかった臓器で ある、肝臓、骨、心臓、脂肪など全身の様々 な器官からホルモン様の生理活性物質が分泌され、全身を巡り、他の臓器とコミュニケーションをとり ながら全身性に代謝調節を行うことが明らかになっ てきており、マイオカインもその 1 つとして注目さ れている。

YAKUGAKU ZASSHI 138, 1285 1290 (2018)

代表的なものに、IL-6と呼ばれるサイトカインがあるようだ。

と、科学的には、運動と美肌の関係は、証明されていないかもしれないが、
まさに「肌感覚」で実感している。

と、なんかうまく締まったような気がするので、今日はここまで。


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