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コロナウイルスによる採用戦略への影響と対策 〜web面接対策編〜

新型コロナウイルスにより、働き方に大きな変化が生じました。
リモートワーク、web会議と今までとは違う働き方がどんどん発生しています。

緊急事態宣言は、2020年5月末まで延長されましたが、14日に解除の可否検討が行われるなど、まだまだ今後どうなるか、誰も確実なことは言えない状況です。

そもそも、緊急事態宣言が解除されたあとは、どうなるのでしょうか。
解除されたあとも、新型コロナウイルスへの対策は引き続きしないといけないのか、それとも、また再発して、再度緊急事態宣言が起きてしまうのか。

事業を継続するためには、どんな未来にも柔軟に対応していく必要があります。今、企業も人も先を見据えて闘う準備が求められているでしょう。

そこで、本noteでは、新型コロナウイルスによる採用戦略への影響と対策をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

新型コロナウイルスによる、採用戦略の変化

大きい変化は、web面接の導入ですね。
3密を避けるため、リモートワークの推奨が始まりました。
結果、今まで対面でしていた面接から、
web面接にシフトしている企業が増えています。

この大きな変化をどのように、乗り越えていけばいいか考えてみましょう。

web面接の導入における、課題と対策

web面接において、以下のような課題を良く聞きます。

1.採用すべきか、見極めが難しい
2.魅力づけがしづらい

web面接だと、なかなか本質をとらえるコミュニケーションが難しくなります。それは、メラビアンの法則が影響しているでしょう。

メラビアンの法則とは、
言語情報(話している内容)は、
相手に与える印象に1割にも満たないという話です。

web面接においては、対面の面接に比べ、

・全身が見えない
・ネット回線による、若干のタイムラグ

上記の問題から、
メラビアンの法則でいう印象を与える9割の非言語情報に
大きな差が生まれているわけですね。

だからこそ、見極めがしづらくなってきます。
では、web面接で見極めるにはどうすればいいでしょうか。

1.web面接の見極め方法

「採用基準を明確にして、言語情報および経歴で判断する」

これが一つの解かなと思います。
もちろん、web面接でも非言語情報はあるので、
そこを見極められるプロになるのも一つの手です。

一旦、ここでは俗人的ではなく、
誰でもできる見極め方法を検討します。

web面接に限らず、
ありがちなのが雰囲気で採用しているケースが非常に多いです。

えっウチは採用基準明確だよ? と思ったアナタ。

本当ですか?
よくあるケースとして

・コミュニケーション能力が高い
・ガッツがある
・好感が持てる印象

上記のような、基準を持っていませんか?
そんなところはちょっと危ないです。

なぜか?
これは、採用基準ではなく欲しい人材の定義だからです。
基準ができていない、ただの要望を並べただけです。

ではどうするか。

・欲しい人材定義の背景を考える
・判断軸の目線合わせをする

上記をしましょう。

まずは、背景から考えます。

「コミュニケーション能力が高い人材が欲しい訳は?」
例えば、こんなケースがあります。

①クライアントに提案するから、喋りが上手い人がいい。
②社内の様々な人と連携するから、周りの協力をもらえる人がいい。
③未経験者をとるから、上司の教えを素直に聞ける人がいい。

①〜③、それぞれケースが違いますが、
どれもコミュニケーションが高い人が欲しいという
企業様から聞いた実際の背景です。

深堀してしみると、こんな背景があるんですね。
次は、その背景から採用基準と判断軸を考えます。
まず、①〜③の採用基準は以下のようなイメージですね。

①:交渉力が高い 
②:巻き込む力が強い
③:キャッチアップ力が高い

では、どう判断するか。

①:自己PRの納得度が高い
②:誰かを巻き込んだ仕事の経験がある
③:知らない言葉が出た時に、積極的に質問をする

上記のような判断軸だとわかりやすいですね。
採用する理由も説明しやすく、判断もしやすいかと思います。
必然的に、どんな面接をしようかストーリーも創れそうです。

見極めには、このように採用基準を明確にして、
判断できるようにしましょう。

では、次に魅力づけはどうするか。

2.web面接における、魅力づけの方法

こちらは、しっかりとPRするツールをつくっておきましょう。
今までは、雑談まじりや、オフィス見学などで、
会社の雰囲気を伝えて魅力づけができましたが、web面接ではできません。

会社の魅力が伝わる、会社説明資料を用意しておきましょう。
Smart HRさんは、素晴らしい資料を出していますね。

クラシルさんも、いい資料を公開しています。

こちらの2社さんは、面接で使うだけでなく先に公開することで、
面接という短い時間を有意義に使えるようにしています。
基本的な説明をはぶけたりするわけですね。

実際に、Smart HRの代表がブログで、
良かった点などを公開していますので、ぜひご覧ください。

web面接では、今まで感覚で採用をやってきた企業が苦労するでしょう。
これを機に、しっかり採用戦略を立てて対応しましょう。

Crown Catでは、採用戦略の型構築をする、"entrance"という
サービスもありますので、お気軽にお問い合わせください。



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