ブリヤート共和国に行ってみよう
淡水湖で世界で一番深いバイカル湖があるロシアの極東に位置する国で行政的にもロシア連邦の一部。連邦と文字通り複数の国からなるということ。正確には24の自治共和国がある。ブリヤート共和国以外にもまだまだあまり馴染みのない国がロシア連邦にはある。
ある程度、場所が固まっていて、カザフスタン・モンゴルの北部やカスピ海と黒海に挟まれたジョージアの北部に自治共和国が点在している。
詳細はwikipediaで。
ブリヤート共和国の首都はウランウデ。モンゴルの首都ウランバートルの兄弟都市。
国旗の左上のデザインは月と太陽と三叉の炎。
神聖なデザインで身が清まる感じがする。
ここの何が興味深いかというとロシアなのに住んでるのは
アジアモンゴル系(もちろんロシア系もその他もいるが)で
仏教がチベット仏教と土着の信仰が混じったもの。
数百年前はほぼモンゴル文化だったが、徐々にロシアの白人による侵食が始まり昔からの地元民は数世紀かけて少数派になった。
国境とはなんだろう?民族とはなんだろう?国籍とはなんだろう?と考えてしまう。
白人の国家で仏教(チベット仏教)の国は私の知る限りここだけ。
高校生の時から行きたいなと思っているがまだ憧れで止まっている。
ブリヤート共和国の行き方
モンゴルのウランバートルまで行ってそこから陸路国境越えをして首都ウランウデ。
時間にしてバスでロシアの国境まで5時間、
その後ブリヤート共和国の首都であるウランウデまでまた5時間。
休憩や天候状況などにもよるが11時間前後のようだ。
ほどよくハードな旅程。
最後にブリヤート共和国の最新のニュースを紹介する。
ロシアによるウクライナへの侵攻でロシア側の犠牲者の出身者は
地方の少数民族地域が突出。そりゃ戦闘の覇気も落ちる。
人間は数千年経っても構造は変わらない。
権力者はぬくぬくして犠牲者はいつも報われない。
早く平和になってほしい。
楽しい旅行ができる日が来るのを祈るばかり。
シベリア鉄道で行くならきっとこの駅を利用するんだろうな。。。