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【今月の読書キロク】今度生まれたら/内館牧子著


こんにちは。


買ってはいたけど、なかなか読むタイミングがなく、退職を機に時間ができたので、一気に読み進めて読了しました📚


本を読む時間がめっきり減ってしまったけど
やっぱり本大好き!!!!


今回読んだ本はこちら。

20代でも面白かったです


主人公の夏江は若い頃にエリートと寿退社をして子供を産んで一軒家に住んで、他人から見たら順風満帆な人生にみえるけど、70代になって、私ってなんの意味があるのかって今までの人生、これからの人生を考え始める物語。


夏江の周りにいる旦那、子供、姉妹夫婦、昔の同僚。
色んな人の人生も見れて面白かったです。


隣の芝生は青い


結局人間は何歳になってもこれなんだなと思いました。


今の私は結婚もしていないし子供もいないしアパート住まいだから誰もが羨む結婚をした夏江がとても羨ましいと感じるけど、夏江から見たら自由で働いている私が羨ましい、やりたかった仕事を諦めなければ良かった。と思うんだろうな。


物語の中では、夏江自身も周りの人達にも、良い意味でも悪い意味でも人生何が起こるか分からないという人生のターニングポイントになるような出来事が起こるのですが、それは青天の霹靂で避けようのないものだから、そんな時にどう行動していくのかが大切だと思いました。



年齢やプライドを全て捨てて行動するって大切ですよね。物語の後半の夏江はすごく素敵でした。


「相手のパンチを受けないように避けていると、間違いなく自分にパンチは当たらないから、ダメージはない。だけど避けているということは、前に出ないことだから、自分のパンチも相手に当たらない。だから勝てない。」


「人間がもっとも不幸なことは、自分の墓碑銘を知ることだ。」


この物語に出てきたこの言葉が転職活動をしていた自分にとても響きました◯


何かをやらない言い訳は無限に出てくるけど、自分の可能性を自分で狭めるようなことは何歳になってもしないようにしようと思います。


この本は本棚にずっと置いておきたいと思います😌

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