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離人症からの脱獄ー漆黒を受け入れる

※オレが自分なりに考えて離人症状から脱した方法を書いてます。コレが他の方に当てはまるとは言えないし、危険なモノもあるのでお勧めはしません。それに未だ離人後遺症とともに生きていると感じる。
ただ念のため書き残しておくことにする

思いつくままに書き殴るので
毎度ながら読みにくいと思うが、
そんなときはイマジナリーオレを
しばき倒してくれ
(中の人は40代オバハンやから
お手柔らかに頼むぞ…)


まず、脱獄するために簡潔に何をしたか

1.葛藤を減らす(本能に素直に従う)
2.離人症状を受け入れること
3.リアルドラクエをすること
4.仕事に没頭する
5.生きてる事の確認を毎日する
6.視覚(理性)の浮遊が止まってきたら 
 なるべく浮遊させないで、リアル眼球に
 視覚を留まらせること


それでは具体的にどう行動したか
行ってみよー!

1.葛藤を減らす
これは一人暮らし
することが一番です

他人からの干渉を
極小にするんだ!

ポテチを主食としてもいいし
居酒屋で極甘のデザートから
注文してもいいし
朝までテレビ見ててもいいし

なんでもいいので
常識とかほっぽり出して
己の本能に従え!!
(法律には従おう)

オレが自分自身で
自分のこと分かってるのは
『自由のない場所で生きれないタイプ』

余談だが、こーゆータイプには
倫理観や情が驚くほど通用しないので
人を傷つければ不自由な監獄生活が
死ぬまで続くと脅してくれ!
さすれば、遵法精神キメた子に育つ

2.離人症状を受け入れること
昔、指にイボが出来た
一年くらいそいつは指に留まっていた
が、あるとき
『話しかけることで怪我が早く治る』
というテレビを見て、

『お前も大変だよな、
こんな繊細なトコにできちまって、
もう大丈夫だから、
お前と一緒に生きていくから、
無くなっても忘れねーから』
と話しかけたら
あっという間に消えた…
(マジな話しです)

人体は精巧なメカニックと言われるが
どうやら『2001年宇宙の旅のHAL』みたいなんだ
人の話を聞いて影響を与えることができるんだ

それと同じように離人の自分に投げかけたことがある。

『オレの中の漆黒、
もう大丈夫だ、
もうオマエから逃げたりしない
最後まで一緒にいるよ
一緒に生きていこう』


3.リアルドラクエをすること
中学生、高校生の
オレは分かっていました。

この世の中、
めっちゃ退屈

特に毎日同じ時間に起きて
学校行って
つまんねー授業聞いて
目に見えないルールに縛られて
一目散に帰って
惰眠するかゲームする生活

これが365日続く
オモンナイの極み

つまんないから
感情も感受性も死ぬんだ
オレは大学3年の夏、
北京に留学中の友達を
頼って(部屋間借りして)
雲南に1人で行くことにした

その頃すでに
竹川大介先生という
オレの人生を変えた
人類学者と出会い
台日ハイブリッド先輩とも
運命の出会いを果たしていた

そして時代は『身体論』が
流行っていたので
オレはイレズミに興味があった

雲南の奥地には
台湾タイヤル族のように
顔面にイレズミをした民族がいるらしい

纏足やコルセットからも見られるように
ヒトは命の危険があったとしても
なぜか身体改造したがる生き物なんだ

ほんと何の計画もなく
突撃するように
鉄道に飛び乗った

2泊3日の鉄道旅も
おもしろかったし
(3日め朝にはトイレが
詰まって流れなかった)
(田舎に帰省するという親子と
仲良くなってみかんをいただいた
お礼にお菓子を渡すと
ものすごい勢いで謝絶された)
(実はこれはオレの体験では
中国あるある)
(モノはくれるのに、こちらのモノは
受け取らないんだ これはナゼ?) 

泊まった宿のオヤジに
『お湯がでねー』と言うと
『朝日ソーラーじゃけん』
と悲しげに返答される
ここ数日の曇りを怨みに怨んだ

数日シャワー出来なかったせいで
ヨレヨレの風体でいると
駅で中国公安に目をつけられ
『身分証見せろ』と囲まれた

オレは無罪だから
心配してなかったけど、
宿の大麻の匂いが
うつってたりなんかしたらヤバかったな
(雲南は当時、西洋人たちが
ラリりにくるメッカだった)

同じ宿のオランダ人女性が
ちょうど同じ博物館に
行きたがっていたので、
一緒に行ったが
イレズミに関しては
写真と簡単な表記のみ

とまあ、色々な非日常は起こるが
ここでオレが求めたのは
『恐怖』です

ニンゲンにとって
1番強い感情、強い感覚は
死への恐怖だよな?
(ゾンビは脳幹撃てば死ぬって聞いた)
(オレは離人ミイラだから
脳幹を刺激して覚醒させんだ)

その後も時間があれば
ひとり旅を繰り返し
なるべく恐怖体験に
近いことをやってみた

ラオスのルアンプラバンに
行ったときは
街中を離れて
地元民しか使わない橋を渡ってみた

『これ、落ちたら
誰も感知しないし即死だよな』
(下は涸れた川、地表まで30メートルくらいか)
と思いながら
運試しを繰り返すことになる

ラオスではほかにも
部屋の鍵がかからなくて、
(日本でいうトイレに
ついてそうな押すだけのタイプ)

しかも2階上がってすぐの部屋
閉まらないから少し開くんだ
(これ、襲い放題だよな…)

でも憲兵みたいのが宿の門にいる
外国人を守るためにいるのか?
ラオスは貧国だから
金銭、政治的に優位な国と
面倒を起こしたくないはずだよな
と思い、最悪でも殺人は無いと見て

一晩中テレビをつけてた
起きてるフリ

風雲たけし城やってたけど
ウトウトして気づいたら
ドラゴンボールに変わってた
悟空たちがラオ語でしゃべってた
意外に分かる

ポルトガルではそこそこ
高い教会の塔に登った

なぜか先に進めば進むほど
階段は狭くなり
アメリカ人でよく見るような
デブには絶対登れない構造になってる

オレはじーちゃん譲りの細身なので
なんとか尖塔の先っちょまで登れた
外に出ると突風とともに
大西洋が一望できる
『これ以上身を乗り出したら
死ぬよな』と思ったが嬉しすぎて
ギリギリまで体をそらし自撮りしまくった

ポルトガル、めっちゃ楽しいし、
お菓子が格安で美味いから
オススメっすよ
(オレはクリロナ大好き)

4.仕事に没頭する
一番効いたのは
会社で仕事に没頭したことかな

色んなセクハラ、パワハラ
あったけど、毎日新しい仕事に
向き合ってると新鮮で
人生が活性化してくる

ほんと無我夢中で必死で
一生懸命やってたと思う

5.生きてる事の確認を毎日する
これは、最後のひとくちを残したり
仕事や片付けを途中にしておくことで、
完遂するまで仕事やモノが
オレを待ってくれんだ 

視認することはオレにとって非常に重要

6.視覚(理性)の浮遊が止まってきたら 
 なるべく浮遊させないで、リアル眼球に
 視覚を留まらせること

ある日、視覚がリアル身体に
降臨してることに気づく

それでもまだ油断すると
視線(理性)が浮遊し出すので
目はココ!眼球はココだぜ!!
と理性にアピール

そんなこんなで離人症状を脱したぜぃ

実は中学生のときに
甲状腺機能亢進症と診断された
その後、海藻類の摂取をやめると 
甲状腺機能低下症に変わった

他の方のブログだが
甲状腺機能低下症で
離人症状が出る人は
複数いるそうだ
この辺り、関連があるんじゃないかと思ってる

(終)

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