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ヒロアカ『カーテンコール』に嗚咽する

ほぼミリしら(1ミリも知らない)なんで、ネタバレにはならないです。沼ってる人にはつまんないネタだと思います。感受性崩壊したオバサンの戯言です

とりあえず知ってるのは
ヒーロー育てる学校てのが
あるらしい(ヒーローアカデミア)

主人公デクは個性なかったけど
ある日スーパーヒーローから
個性(オリジン)を託された

友達やヴィラン(敵)には
苛烈に辛い過去があるらしい
(そこまでヒーロー側が
知ってるかは謎)

でもヒロアカ所属者は
ヒーローなので
ヴィランと闘います

オレが知ってるのは
ほんまそんくらいなワケ

実子がテレビを
何回も繰り返し見るから
オープニング曲は
覚えた
(前シーズン?のomoinotakeさんの蕾も好きだ)

なんか韻も踏んでるし
BPMもちょうどいいから
『体育祭のダンスこれでよくね?』
て言ったら
『闘う系の歌は学校ではダメ』なんだと
(今年はミセスグリンアポーさんだった)

ふーん…つまんね
しょーがないから
オープニング流れてるときだけ
オレがオタクっぽく踊ってみた

実子にちょいウケた

ヨシ!!(何が)
全部聴いてみよ!
(実子にウケるならヤル)

軽い気持ちで公式PVを
覗いたら嗚咽するほど
哭いてしまった
(嗚咽)

コレ…
死闘の中で
ただ笑いたい
ぼくら笑っていたいって
言ってるんです…

PV見るに
二者対立、二者関係の
ヒーロー対ヴィラン

二項対立を表すように
『反対の反対で』
『右左(も分からない僕だけど)』
『相反するように』
『悪か正義』
『救う』と『奪っていく』

という単語が並ぶんですけど 
これ、デクとか主人公側の気持ちとしたら
上から読んでいくと
ヒーローとしてヴィランと
闘うことに
強烈な葛藤を抱えてますね
そして自分もヴィランの野望を
奪う側であると
自覚してます
(え?そういうマンガ?)

『譲れない旋律』
『外れない旋律』
旋律てのは「意地」と置き換えていいのかな?

『歌っている』は、
そういう個性の人がいないなら
闘わなきゃいけない『舞台でやること』
(学校や社会が求める行動)を
やってる状態でOK?
(銀魂の河上万斉とか呪術廻戦の京都校校長みたく音楽で敵を攻めるタイプじゃないなら) 

それを踏まえたうえで
『譲れない旋律 重なり合うぼくらに』
『外れない旋律 重なり合うぼくらを』

ぼくらって言ってるよおおぉぉぉー
(号泣)(もおそろそろ落ち着け)

ぼくらって「自分と敵」と思ってたら
言いませんよねえぇぇぇ
「俺とアイツ」ですよねえぇ

それに自分はヒーローなんですよ
そういう役割を期待されてるんです

(そもそもタイトルが
ヒーローアカデミア。
ヒーローがいる、
ヒーローを育てなきゃいけない
ヒーローが居続けなきゃいけない世界

てことは
ヴィランが居続けるか
社会的に打倒すべきと思ってる敵
がいる世界

だからこその
ヒーローですよね

平和なら、テレビ版の
のび太の日常なら
ヒーローはいないです)

そもそもタイトル
『カーテンコール』
が初見で分からなかったんですけど

カーテンは仕切りをするものですよね
眩しければカーテン閉めて闇を作り出し
外が闇ならばカーテン閉めて電灯つける

そんなふうに仕切ってしまったふたつの世界を
舞台が終わったあと、
段幕の前に出て ぼくら
ともにコール(喝采)を浴びようよ

でもそれは
もう今世では叶わない関係だから
もうふたりの間には来世しか希望がないから

『反対の反対のふたりで来世
笑って笑って夢の中』

せめて自分の夢の中では
ふたりで笑っていたい


(終)



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