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そゆる姉妹の勉強日記
2019年5月20日 23:35
年末に出発した紀貫之一行は、まもなく正月を迎えます。彼らはふるさとではない土地、それも旅の船の上で迎える正月の不自由さを嘆いてこれから向かう都への思いを一層募らせます。土佐のお医者さんが持ってきたお正月のお薬アイテム12月28日に大湊という場所に停泊していると、土佐のお医者さんが、「わざわざ」持ってきたものがあります。まずは、屠蘇(とそ)土佐日記のころは「とうそ」と読んだそうです。元日
2019年5月14日 06:03
土佐日記は、紀貫之が5年駐在した土佐の国(現在の高知)を離れるところから始まります。そこでお別れ会が開かれます。それも何度も、盛大に。5年もいたら、生活にも慣れ、現地とのつながりも生まれ、離れる方も置いていかれる方もどちらも寂しいでしょう。ましてや船で何日もかけて帰るような場所へと行くのです、花の都京都...。神奈川から移住してきたカナデにとってもその遠さはわかります。Google map