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絶望的だった私が自律神経失調症と精神病を最短で乗り越えた体験談

※この記事内容は、あくまでも筆者個人の実体験を基に記している個人的主観の記事です。個人差はあると思うので必ずしも全員に効果があるかどうかはわかりません。

重めの自律神経失調症、パニック障害、強迫性障害、不安神経症と戦い症状に打ち勝った記録をここに記します。漢方薬を飲んだり整体等に行っても、十分な改善を感じられなかった方には私の経験が役立つかもしれません。
少なくとも私自身はこの方法で打ち勝つことに成功しました。もしあなたの症状が私に近かったらかなり改善されるのではないかと思っております。

【パニック障害&不安神経症】

事の発端は、20年前私が中学生の時に突如襲われた対人への恐怖感がきっかけでした。それ以降何故か人と会うのが怖くなり、電車に乗ることもできなくなり、道端でサングラス姿の男性を見ると恐怖で体が震え、その場でうずくまってしまうといったことがありました。その後過呼吸で病院に行って検査をしても特に異常はなく、先生から「私は精神科医ではないけどおそらくパニック障害と不安神経症の両方だと思う」と告げられました。それが第一の出来事でした。

【強迫性障害】

私は元々、心は弱かったみたいでちょっとした些細な音や出来事などでもすぐ敏感に反応してしまい、家の鍵を戸締りする際も1度締めたのにも関わらず10m程歩くと本当にちゃんと締めたのか気になってしまいまた戻ってガチャガチャと何度も戸締りを確認したりしていました。その後、TVを見ているとそんな自分と全く同じことをしている人が映っていて、その人は強迫性障害だと言っており、その時に自分はパニック障害と不安神経症と強迫性障害の精神疾患なんだとわかりました。このままじゃ親にも周りにも迷惑をかけ続けてしまうと考え、当時私はまだ学生でお金もないので必死に気持ちだけで治そうと毎晩筋トレとジョギングを始めました。
すると!意外なことに日に日に症状は治り、その後20年間経っても何も起こらず、もう完全に自分は精神病に打ち勝って克服したと思い込んでいました。しかし、ここからが悲劇の始まりでした…。

【積み重なるストレス】

年齢も30代後半になり、完璧主義な細かい性格だったので仕事でのストレスがちょっとずつ溜まっていき、ほぼ毎日頭痛で鎮痛剤を飲んだり、おでこに氷を毎日当てないといけないくらい熱っぽい謎の症状が続きました。

【脳のオーバーヒート】

そんなある時、飼っていた猫が空へ旅立ち、父親の癌宣告が続き、辛さを通り越して涙も枯れました。この時に自律神経が完全にやられたのだと思います。そして、焦りからか字が上手く書けなくなりました。絶望的な未来への不安感やイライラ感。そして自分はなんでこんなことをやっているのだろうという焦り感。

【遂に会社で倒れる事件】

GWも明けて、なんか体がしんどいなぁと思う日々。帰宅後も毎日ベッドで長時間横になる日が続きました。その時父親がまた入院となり、車で病院まで送って行ったのですが、その時もうすでに私自身かなりしんどくて運転中も視界がグラングランしてフラフラで帰ってから熱を測ると38.0でした。でも翌日仕事もあるので寝て休んだら少しマシになりました。しかし、朝起きると尋常じゃないくらいの頭痛がありました。でも休めないので頑張って仕事に行きました。そして遂に朝10時会社で過呼吸で倒れて軽く意識がなくなり病院に運ばれました。病院についてからも脳が血の気のひく感じで、体も冷たく誰かに支えてもらわないと歩くことすらできませんでした。
そして脳のMRI、血液検査、首のレントゲンを見てもらいましたが異常ありませんでした。先生から何か他に気になることはありますか?と聞かれたので「肩こりがずっと激しいです」といったらテルネリンという筋弛緩剤を処方されました。そしてその日は家に帰ったのですが、2日後再び激しい発作に襲われます。

【発作が治らず病院で検査の日々】

その後も実家で1日のうち8時間くらいは発作に悩まされ「大急ぎで救急車呼んで!」とか、「夜間救急に電話して!」と親に叫び、もうここで自分の人生終わってしまうのではないかというくらいの発作に毎日うなされ続ける日々でした。血の気のひく感じ、息苦しさ、胸の苦しさ、吐き気、手足が異常に冷たくなったり力が入らなくなったりということが続き、どこか違うところが悪いのだと思って、その後様々な病院で血液検査、心電図、心臓エコー、胸部X線、喘息検査、三半規管検査、聴力検査、胃カメラ、腹部エコー、腹部CTなど検査しましたがどこにも異常はありませんでした。

【自律神経失調症発症】

病院でもわからないのであれば自分でネットで調べようと思い細かく調べました。すると、その時の状況に結構当てはまったのが自律神経失調症でした。その病名は聞いたことはあったけどその病気はこんなにもしんどいものかと驚いたのを今でも覚えています。
いろんな方がネットで体験したと書かれていることよりも自分は項目が多く当てはまっていたので、正式には他の病気も併発してたか、うつ型自律神経失調症などだったのかもしれません。
私の場合、自律神経失調症がこんなにもしんどいはずはないだろうとどこかで思っている自分がいて、癌が体のどこかにできているのではないかとか、コロナワクチンの後遺症でしんどいのではないかとか、職場の仲悪い社員に休憩時間にお茶に毒を盛られたのではないかとかいうような考え方でいたので、精神科、心療内科に行くという選択肢はこの時あまりなかったです。(実際治るまで一度も行ってません。)


もうこれ以上発作が続くと、苦しすぎてダメかもしれない…

私が悩まされていた症状一覧

・左耳だけ激しい耳鳴り
・心臓バクバク激しい動悸
・自分の場合は汗が一切出ない
・呼吸が浅くなる
・とにかくずっと息苦しい
・喉が詰まる感じ
・目頭が熱い
・神経が熱っぽい
・右臍下の痛み
・めまい、ふらつき
・激しい不安感
・左下への頭重感
・首が座らないような感覚
・左右肋骨の痛み
・体に空気が溜まる感じ
・左腕と左手が痛くて若干麻痺
・のぼせ感
・強烈な焦燥感と消耗感
・少し食べるだけでも吐き気1時間うなされる
・仰向けになると息苦しくなり寝れない
・立ち上がると毎回立ちくらみ
・首肩こり
・血の気がひく感じ
・動悸
・息切れ(長く言葉が喋れない)
・腹部膨満感
・微熱
・急に手足が冷たくなる
・左ふくらはぎが焼けるように熱く感じる
・ゲップをして息を吐き出さないと息苦しい
・表現が難しいが目がギョロギョロ酔う感じ
・瞼が開ききらない
・体が斜め下に押される感じ
・平衡感覚失う感じ など…


覚えていないだけで他にもあったかもしれません。ネットで書かれているような一般的な自律神経失調症の症状はだいたい経験した気がします。


発作を少しでも抑えるべく、自律神経専門の整体院での施術を何店舗もしばらく通い、整骨院での手技、電気トルマリン治療、セルフケア、手のつぼ刺激など様々試しました。お金もだいぶ遣いました。いろんなところに数ヶ月渡り歩いて通ってみたけど効果はあまり感じられませんでした。結論から言うと、少し気休め程度にマシになったぐらいかなと思います。


おそらくこの記事をご覧になられている皆様は、私と同じように絶望的に苦しめられている方が多いと思います。その当時私は苦しすぎたのでネットで紹介している自律神経のセルフケアなどを何でも信じて試していました。しかし、その時分かったことがあります。自分が実際経験せずに理屈だけで語るお医者さんや整体院の方のブログなどの内容も最初は信じていましたが、実際これほどまでに苦しい体験を味わった人じゃないとわからない辛さの部分が多いなと思いました。自律神経と調べればどこにでも落ちているネットの情報だけ見て知識だけを頭に入れた人のやり方を鵜呑みにしても何も改善しないとわかりました。

そんな感じで今これをご覧になられているあなたも整体院などで言われることを色々試しても、症状が治りきっていない場合は私の経験が参考になるかもしれません。私は今はすっかり元気に満ち溢れ、体力も精神力も回復し、現在は自律神経失調症発症前よりも健康体に元気になれたのかなと思っております。

私の経験では自律神経失調症は、漢方薬や整体、整骨院での施術やセルフケアなどの体への優しすぎるアプローチだけでは全く良くなりませんでした。もちろん首肩からくる血流障害も多いと思うので、肩をストレッチなどでほぐすことに関しては良いと思います。漢方薬に関しては、数十種類も購入して色々試しましたが私の場合は柴胡加竜骨牡蛎湯を信じて飲み続けると一番効果がありました。けれど副作用で背中に蕁麻疹が何度もできてしまいました。それと漢方薬だけでは時間がかかると思います。ネットを見ても数年単位〜10年以上苦しんでいる方ばかりだったので、何としても早く治る方法を色々自分の体で実際確かめて一番い良い方法を見つけました。

ではどうするのが最善なのか…
私は結局どうしたのかと言いますと、

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