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ソロで輝く時代が到来した

風の時代が始まった。と言われている。
この「風の時代」というのは、占星学での呼び名。
分野は違えど、何かキャッチしている方は、「新しい時代」が始まった、と認識していることだろう。

私も、コロナが到来した時に、「新しい時代が来るんだな」と直感的に思ったことを覚えている。
私は占いの専門家(私の中では、占い=データ論)ではないので、データ上から意識化にあげてくることはない。
超感覚的にキャッチしていることが多いのだが、大抵それらは、各種占いのと一致することが多い。

この「新しい時代」とは何か?
私の超感覚的にキャッチしたことで説明するならば、それは、
「価値感が大きく変化するのだ」ということ。
歴史上でたとえて言うならば、平安時代から室町時代になった。という位大きな変化だ。
この平安と室町は何がかわったか、というと大きくは「価値感」がかわったのだ。
そのため、公家→武家 になり社会が構成されだした。
※この大きな変化については、ここで語っています

この変化の兆しは、2020年前半からあり、2020年後半には、「風の時代に入った」といわれていた。
この変化を本能で感じた人たちは、恐らく、無意識レベルで何かを変えてきていることだろう。
その変えてきていることが、徐徐に私たちの目に触れだしているように感じる。

その一つとして、先にみた海外バレエ団のガラ公演で感じた。(2022年4月、シュトゥッツガルトバレエ団))
ガラのトリ演目は、ベジャール振付の「ボレロ」を男性プリンシパルが踊った。(私の観劇目的は、このダンサー:フリーデマン・フォーゲル
彼が若手の時みたガラ公演での彼の踊りが素晴らしかったことを記憶している。若さあふれる肉体と輝きを200%使って踊っていた。
年月が経ち、彼はバレエ団のトップに君臨し、ダンサーとして円熟期にいる。その彼がどのようなボレロをみせてくれるのか?

そこで見えたのは、これまでに生でみたボレロ、映像でみたボレロを踊るダンサーとは全く違うものだった。
ボレロという演目は、赤い円台の上でダンサーがソロで踊り、周囲を男性ダンサーたちが囲んでいる(私的には、美術セットのような位置づけ)
音楽のクレッシェンドにあわせ、その他男性ダンサーたちが、動き出し、最後のクライマックスでは、全員が円卓を囲む。

今回、見た時に強く感じたのは、
これからの新しい時代というのは、ソロで輝く人はそこに一人でいるのでいいのだ。
昔の時代は、ソロの人を際立たせるために、周囲の人が必要だった。大勢の中のソロ、という位置づけが輝かせる秘訣だったのだ。

ということ。
この二つはまさに価値感の変化だ。
ボレロが振付られたのは、1961年頃。まさに古い時代がきわまっていた頃。
その時は、ソロを輝かせるためには、この構図が必要だったけれども
新しい時代が始まった今、この周囲の人たちというのが邪魔にしか感じられない。
ソロで踊る彼は、彼一人だけで輝きを放つ。周囲がいるとその輝きがくすむ。
というのを、観劇しながら実感していた。

新しい時代は、ソロで輝く時代!
私が輝くために、もりたて役は必要ない!


という一つの価値感を発見した瞬間。

ぜひ、この新しい価値感を、いろんな分野に活用していきたいもの。
例えばビジネスだったら、
・チームプレイばかりで成績をあげていたならば、ソロで何かやてみる
・営業のために、誰かにティーアップしていてもらわずとも、大丈夫
というのもありだし。
その他にティーアップしてもらうことで、誰か一人の価値をあげる。というような営業方法をしている組織があったら、その組織は古い世界にいるから、新しい時代では勝負できないだろう。と予測する。という見立てをすることも出来る。

この価値感を沢山応用していこう!