今何もできないという状況で「できる」ことに気づき喜びを感じてみる
まだプロフィールも書いていないでこのnoteをはじめているが、私の仕事の一つは施術である。マッサージと書くとわかりやすいのだけれど、医療行為ではなく、リラクゼーションとして個人、ホテルに出張を行っている。(この記事ではマッサージの方が伝わりやすいので、施術ではなく、マッサージと書きます。)
コロナ感染の観点から、マッサージは接触感染の恐れもあるし、密閉、密着、一対一の密集という三密のため、お客さまと私の家族のことを思い、緊急事態宣言前から自主自粛を行っている。
今何もできない。
今私は役にたたない。
今までずっと目の前の人を手で癒す仕事をしていたのだから。
そのように思うセラピストの方は多いと思う。
今何もできないという状況で私は何ができるのだろう?
何か行動に起こしてみたい気持ちはあるけれど、わからない。
時間はあるので、毎朝の瞑想は欠かさず行っている。
瞑想を続けていると、ふと浮かんでいた。
「英語」
英語?なんだろう。
休校中の息子の教科書をみる機会があり、始業式にもらったままの教科書は折り目もなく綺麗。
これがきっかけとなり、急遽トライアルで今オンラインで英語レッスンをはじめたのだ。対象は英語を好きになりたいけれど、苦手意識がある中学生に。
英語を勉強するならば、今は優秀はアプリもドリルもある。
別に私でなくてもいいわけだ。
私ができる英語レッスンを。
また新しいチャレンジに躊躇する私が現れた。
どうしよう。
反応がなかったら・・・?
また思うにちがいない。
どうせ私の話なんて聞いてもらえないんだ・・・。
私のやりたいことは言っても叶わないのだ。
いや。ちょっと待って。
これは私にとってのトライアル。
チャレンジだ!
最初から完璧を目指さない。
トライ アンド エラー。
それでいいじゃない。
改善点をまた見直してみればいいじゃない。
勇気を持って声をかけてみた。
ここでもいろんな気づきがあった。
そしてそのうちの一人が受けてみたいと。
よかった。
まずは一歩前進。
私ができる英語レッスン。
教科書を中心に帰国子女の私ができる英語レッスン。
ホテルの出張でマッサージを海外の方にも行い、英語でコミュニケーションをとっている私だからできること。
教育実習や家庭教師をしていた頃の体験を活かして伝えられるメッセージがある。
英語というスキルだけではなく、どのように英語と向き合っていくかも伝えながら。
そうやってオンライン英語レッスンはスタートした。
ここでも全て私一人で頑張らないことにした。
いろんな引き出しの中から今中学英語を開けて出しているが、やはり限界もある。説明が難しい時は息子にも聞いてみる。
接触感染しない、させない。
接触を仕事としているホテル出張マッサージも今はできない。
瞬真っ暗な空間の中に入ってしまったが、しっかり自分の足を地に着かせ、自分の軸を確認して、今できることは何かと問いをかけてみると細い光が見えてきた。
今こうやって自分と向き合う時間がたっぷりある中、
この状況でできることは何かと頭で考えても思い浮かばなかった。
ただ、自分の中心を感じ、
どんな時にのびのびした感覚で過ごしていただろう、
その時ハッピーだったかな、周りの人もハッピーになっていたかな。
その時の感覚をまた感じてみる。
そう思うとずっとそれは、今までもやってきたことだったりする。
身体をほぐすことは今できないけれど、
ずっと今までも身体だけでなく、
ハートもほぐれるようなことをずっとやってきたじゃないかな。
大丈夫。
できるよ。
そう。
その方法があるのだから。
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ありがとう。