「君たちはどう生きるか」
この本は私が高校生の頃に話題になりずっと読みたいなあと思っていた本で最近ようやく友達から借りて読むことが出来ました。題名しか知らずあらすじなどは全く分からない状態で読みました。少し昔の中学生の日常で起こる出来事や事件を通して主人公のコペル君が様々な生きてく上での大切なことを学んでいくという感じのストーリーで、正直なことを言ってしまうと期待値が高くなりすぎていたのか予想よりは面白い話とは言えませんでした。しかしコペル君が友達との約束を破ってしまいどうやって謝ろうかと考え悩んでいる描写やおじさんのNOTEなどは考えさせられる部分が多く興味深かったです。またこの本を読んで「立派な人間」とはなんだろう、「幸せ」とはなんだろうと改めて考える機会にもなりました。私自身もうすぐ就活であと1年半もしたら大学を卒業し社会人として生きていかねばならないので最近自分の人生について色々と考えることが多かったのですがこの本を読んだことで多少は自分の中の考えなどが整理され、何か得るものがあったのではないかと思います。そしてまたあと数年後にもう一回読み直したら今とは違うことを感じるのかなとも思いました。