「何様」

「何者」のアナザーストーリーである「何様」を読みました。「何者」ももちろん読んだことはあるのですがその感想についてはまた今度書こうと思います。まず、この本を読もうと思った理由ですが朝井リョウさんの「何者」がとても面白かったのでそのアナザーストーリーがを本屋で見つけてしまいこれは何としてでも読まねばならないと思ったからです。この本の話に出てくる登場人物たちは高校生、大学生、社会人と様々で、それぞれ様々な悩みや葛藤を抱えていてます。自分とは違う立場や状況でしたがそれでも共感できる部分が沢山ありました。また自分が心の中では思ってはいるけどなかなかうまく言葉に表せないことを言ってくれたりしてスッキリもしました。私は昔から読書が好きだったわけではなく最近ハマりだしたのですがその理由の一つに自分は同じ経験をしたことはないけど主人公の心情が理解できる、共感できる、また世の中の不条理や皮肉についてうまく書かれていることにとても面白さや爽快感のようなものを感じるからかもしれない、とこの本を読んで思いました。これからも沢山本を読んでいこうと思います。初めて本の感想をこうやって書いたのですが、色々と頭の中に浮かぶものをわかりやすく文字にするのは思っていた以上に難しく、文章を書くことの大変さを痛感しました。精進します。