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【真の相手ファースト】~物件探しの営業さんに感じたコト~

おはようございます!
営業担当の方に客として対峙することが趣味レベルで大好きな星野です。
家に帰って「今日のあの人~だったね」という家庭の会話がこの世で一番好き。


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▼感動体験の物件探し旅
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先日、大阪に物件探しに行った時のお話です。

平日に休みを取り、大阪で物件探しをしました。
担当してくださった営業はエイブルの白井さん(仮名)。
関西圏出身で40歳過ぎくらいの長身男性。


「レトロで風情ある下町に住みたい」

という僕の超抽象的な絶対条件にも丁寧に付き合ってくださる白井さん。
丸2日かけて素敵な物件に決めることができました。

2日間、僕は「お客さん」として接されたのですが、
節々のコミュニケーションに配慮がなされていて、
これが接客のプロなんだなぁ、と、感動しました。

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▼電話口の配慮ポイント
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まず初日は朝から店舗でカウンター越しに物件探し。
僕の質問や希望を踏まえ、各所に電話をする白井さん。

電話の序盤で必ず差し込む台詞があります。

「今ね、お客さん目の前に来てはるんですよぉ~…」

それもめちゃめちゃナチュラルに。

きっと電話口の相手(業者や大家さん)に対して、
それを伝えることで、
お客さんの前ではそぐわない会話や言葉を発するリスクを潰しているのでしょう。

プチテクニックなのでしょうが、素敵です。

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▼"あの間"が一切ない
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そんなこんなでたくさんの物件を紹介されますが、
僕の絶対条件は「レトロで風情ある下町」。

書類や間取り図を見てもそこに答えはありません。
現地を視察し、物件の回りの空気感込みで判断したい。

大阪に住むのは初めてで各街並みは全然わからないので、
"できれば全物件、内見したいな~"と思う。
"でも、さすがに全部だとかなり時間と手間かけるしなぁ~"とも思う。


恐る恐る、
「全部見てもいいっすかね…?時間足りますかね…?」と聞くと、

「もちろん!いきましょう、全部!せっかくなんでね!」
と二つ返事。

一瞬のためらいもない間合いにサービス業のプロフェッショナリズムを感じました。
悩む素振りを全く見せない素敵さです。


結局、車に乗せていただき9件を1日で内見。
時に、「街並みも見たいので寄り道してもいいですか?」とのオーダーにも即快諾で答えていただき、
2人で商店街を散歩するシーンもありました。

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▼「目の前の相手のため」の真髄
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車で9件回る最中も、感動のおもてなしポイントが。

何度もコインパーキングに停めるのですが、
毎度毎度、僕が座ってる左側に広いスペースが空くように駐車してました。
僕が出入りしやすいようにするためでしょう。

また、
出発時の「出しますね」と、
停止時の「つきました、お疲れさまです」の挨拶は、
何回でも伝えてくれます。

腹が減ったのでコンビニに行きたい、と依頼すると、
飯ならスーパーの方がいいだろうと「ライフ」に連れていってくれました。


総じて一国の大臣のようにもてなされた気分で、
とてもよい気分の車時間を過ごしました。


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結局丸2日間、白井さんにはお付き合いいただきました。

2日間終日、店長代理の白井さんを拘束して仲介手数料は5万円くらい。
正直営業としてのコスパは悪いでしょう。

なのに、面倒くさがったり依頼をためらったりする
素振り一切見せない白井さんは、
まじでかっこいいプロのサービス業従事者だと感じました。


もちろんテクニカルな部分もあるのでしょうが、
真の「目の前の相手のため」を体現するコミュニケーションに触れた気がします。


僕もそんなコミュニケーションが取れる人間になりたいし、
相手の配慮を当たり前と思わず感じ取れる人であり続けたいし、
他者への感謝を忘れない人間でいたいと思いました。


本当に白井さんに感謝です。


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