【何苦楚魂】〜2016年WBCから学ぶ悔しさの力〜
※2016.12.22のバックナンバー
おはようございます!!
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▼ WBCへのメジャーリーガー参戦!
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WBC=ワールド・ベースボール・クラシック
3年に一度行われる、野球界唯一の世界大会です。
今回のWBCにメジャーリーガーの青木宣親選手が出場することが決まりました。
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メジャーリーグはWBCへの参加に後ろ向きなため、
毎回日本人メジャーリーガーの参加可否は話題になります。
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▼ 岩村選手の座右の銘
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メジャーリーガーと言えば、
数年前に引退した岩村明憲選手を思い出す。
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日本在籍時には青木宣親選手と同じくヤクルトでプレーした、
走攻守三拍子揃ったパワフルな打撃が持ち味の名選手。
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メジャーリーグでもレギュラーとしてワールドシリーズに出るなど活躍しました。
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「何苦楚魂」(なにくそだましい)
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岩村選手の座右の銘として当時話題になったワードです。
これは日本在籍時の恩師・中西太コーチからもらった言葉だそう。
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「何事も苦しいことを乗り越えてこそ、
それが自分の基礎(楚)になる。」
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悔しい苦しい想いをしても何苦楚魂で乗り越えるそうです。
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▼ 悔しさが原動力になる
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“悔しい"という感情は何よりも強い原動力になると思います。
イライラや純粋な怒りは好きではないですが、悔しさの感受性は高くいたい。
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思い返せば、これまでも何かを頑張れた時はだいたい悔しい思いを経験した時でした。
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誰も僕が受かると思っていなかった大学受験時代。
父も塾の三村先生(仮名)も
「がんばれ」と口では言ってても、
心の中で"きっと無理だろう"という目で見ていたことは伝わってきました。
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とても腹立たしく悔しかったので頑張れました。結果、補欠合格。
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野球でも同じです。振り返って頑張っていた時期は悔しい想いをした後でした。
10数年振りの屈辱の4降格後。
キャプテンになってから不振でレギュラーを外された後。
血なまこになって練習に必死になったことを思い出します。
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▼ イチロー選手の名言
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日本一有名なメジャーリーガーで第1回WBCでキャプテンシーを発揮したイチロー。
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彼は日米通算4000安打という快挙を成し遂げ時にこんな事を言っています。
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「誇れることがあるとすると、
4000のヒットを打つには、
8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。
それと常に自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、
誇れるとしたらそこじゃないですか。」
喜びの倍以上の悔しい想いがイチローを強くしました。
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W 我々の
B ベストは
C 悔しさから
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ビバ、"何苦楚魂"!
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