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🇱🇦ホームステイ・イン・ラオス

ビエンチャンに到着し、ゲートを抜けてホストファミリーを探す。
そう、このビエンチャンではホームステイする。

ラオスでのホームステイはなかなか貴重な体験だと思うけれど、今回ホストしてくれるご家族は実は親戚だ。
どういうことかというと、ぼくの親戚(はとこ)がラオス人男性と結婚して現在はビエンチャンで暮らしている。
とはいえ、この親戚とも今回初対面だったりする。
ラオスに行くことを決めた後、おばさん経由で連絡してもらったら、ぜひいらしてください、と招待いただいたという経緯だ。

そんなわけで、空港には親戚のご夫婦とその子供の3姉妹が迎えにきてくれていた。
ラオスで初対面の親戚と会うというのは少し変な感じだが、一目見て素敵なファミリーだというのが伝わってきた。
娘さんたちは8歳、10歳、13歳だそうで元気いっぱいだ。
日本から親戚が来るのは初めてらしく喜んでくれている。

せっかくだからとみんなで記念写真を撮って、旦那さんの運転で自宅に向かう。
車内で自己紹介をしつつ10分ほどで自宅に到着した。
大きな門をくぐって、庭に車を停める。
車から降りるやいなや4匹のわんこが勢いよく飛びついてくる。

「かまないからだいじょうぶだよー」

三姉妹の末っ子がわんこの熱烈歓迎を受けている僕を見て笑いながらそう言う。
一応番犬だそうだが、こんなに人懐こいときちんと役割を果たせるか少し心配になる。
わんこたちを落ち着かせながら、家に入る。

・・・でかい。大豪邸だ。
そして驚いたことに家族以外にもいっぱい人がいる。
どういうことなのか、誰が誰かもわからないままとりあえず挨拶する。
欧米人もいて状況が飲み込めない。

「びっくりしますよね」とひとしきり挨拶を終え、ダイニングの大きなテーブルで親戚のNさんと乾杯した後、Nさんは苦笑しながら言った。
Nさん曰く、ラオスでは親戚と一緒に暮らすことが割とあるらしい。
日本だと馴染みがないので、Nさんも最初は戸惑ったそうだ。
つまりさっき挨拶した人たちも一緒に住んでいる家族ということになる。
びっくりラオスカルチャーである。
(とはいえ、特殊な血筋の家系なので、ラオスカルチャーと一般化はできないかもしれない点は付け加えておきたい)

その後の滞在中に理解したこの豪邸の住人達を整理するとこんな感じだ。

1、ぼくの親戚(日本人)
2、その夫(ラオス人(国籍はフランス))
3~5、3姉妹(日本×ラオス(国籍は日本))
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6、夫のお母さん(ラオス人)
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7、夫の妹(ラオス人)
8、夫の妹の夫(フランス人)
9、夫の妹の息子(ラオス×フランス)
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10、夫の弟その1(ラオス人)
11、夫の弟その1の彼女(ラオス人)
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12、夫の弟その2(ラオス人)
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13~14、お手伝いさん2名(ラオス人)
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15、夫の妹の親友の息子(フランス人、ホームステイ)

・わんこ4匹とねこ3匹
・飛び交う言語は、フランス語=ラオス語>英語>日本語

わくわくのホームステイが始まった。


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