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お正月でも太らない食べ方

クリスマスに始まり、大晦日、お正月と、食べる機会の多い季節です。

そして冬は寒さもあり、体を動かすのも億劫になりがち。

冷えは脂肪をため込みやすいという、実はコワい季節。


でも年に一度のイベント、楽しみたいですよね。

そんな方のために、お正月でも太りにくい食べ方をご紹介します。


おせち料理は糖質が高い

おせち料理の代表メニューの糖質とカロリーは

かまぼこ(1切れ20g): 糖質1.94g/19kcal
なます(1人前50g): 糖質4.01g/20kcal
伊達巻(1切れ30g): 糖質5.28g/59kcal
昆布巻き(1個40g): 糖質5.73g/38kcal
田作り(1人前24g): 糖質7.5g/111kcal
栗きんとん(1人前50g): 糖質19.83g/85kcal

もともとはお正月三が日くらいは台所仕事を休めるよう、またお店もお休みで食材が手に入りにくかったため、日持ちさせるために濃いめの味付けがされている、という説もあります。

そして年が明けていただくお雑煮のお餅は(1個50g) 糖質24.75g/118kcal。

糖質が高い食べ物は、血糖値を急激に上昇させるものが多く、これが蓄積されて体脂肪になります。

血糖値の上昇を数値で表したものを「GI値」と言い、これが高い食べ物は太りやすいと言えます。

ただし、糖質が高い=GI値が高いと一概には言えませんが、上に挙げたものは食材自体のGI値が高かったり、味付けに使われる砂糖のGI値が高かったりすることが多いため、どれもGI値が高めと言えそうです。


高GI値でもがまんしない

「じゃあなんにも食べられない…」

そんなことはありません。

GI値の高いものを食べるときには、GI値の低いものを組合わせて食べると、血糖値の急上昇を和らげることができます。


そしておせちのメニューでは、酵素が摂りにくくなっています。

酵素は消化を助け、胃腸の負担を減らしてくれます。

お節の中では「なます」がこれにあたりますが、浅漬けではない漬物や、少々風情には欠けますがキムチや納豆など、発酵食品をいっしょに摂るのも良いでしょう。

そして「よく噛む」こと。

唾液には酵素が含まれ、よく噛むことで消化吸収を助けます。

そしてよく噛むことは満腹中枢を刺激し、食べすぎを防ぎます。


まとめ

ダイエットはイベントではありません。

「○○までに痩せる!」を達成しても、食生活を戻せば元通り。

ダイエットとリバウンドを繰り返すと、痩せにくい体質になります。

正しい知識をもつことで、ムリなくダイエットができ、キープすることができます。

そして女性に多いのが、ストレスで食べてしまうこと。

ストレスと上手に付き合い、食欲に支配されない心を保つのも大切です。


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