ぽんさん

事業の分析を日々い、問題への対応を考えるような職業についています。 世の中の色んな事に…

ぽんさん

事業の分析を日々い、問題への対応を考えるような職業についています。 世の中の色んな事についても考えることが癖になってしまいました。 私の記事が何かのお役に立てば幸いです。

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外向的な人、内向的な人の違いと、それぞれの強み、弱み

 自分の周りの人に外向的、内向的かを聞くと、ほとんどの人はどちらか答えてくれるのではないでしょうか。私の周りでは、どちらでもないと回答した人はいませんでした。  外向的、内向的な人との間には、どんな違いがあって、どうやって区別するのかについて、若かりし頃の私は分かっていませんでした。  外向的な人といえば、”性格が明るく、毎日友人や同僚、上司や取引先と飲みに行ったり食事に行ったりする、アクティブで、話上手で誰とでも仲良くできる人”という印象が強かったのですが、社会人になり様

    • なんとなく物事に手がつかない時の対応

       やらねばならない事になかなか手がつかない事や、手を付けたけどしばらくほったらかしにする人がいると思います。また、たまにそうなる人も多いのではないでしょうか。  そういう時の対応でのおすすめは、以下の3ステップです。 1.やるべき事を細かい作業に分解する。   (分解した作業を着手順に書き出すとより明確になって良い。) 2.一旦、思考を無にして着手する。 3.結果がどうなるかは考えずに作業を進める。  重要ポイントは、2と3です。1については、すでにやるべきことは分かってい

      • 「叱る」と「怒る」の違いは大きいという話。

         最近、テレビなり配信なりを見ていると、明らかに叱っている人に対して、「怒っている」という場面を見かけます。  叱る、と怒る、は根本的に違いますが、発する側も受ける側も、その違いが判らなくなっている人が多くなっているのだろうと思います。  叱る事は100%理性に基づき行う行為であり、怒りの感情が入り込む余地はありません。  怒る事はほんのわずかでも何かの行為に怒りの感情を乗せる事です。よく見かけるのは、叱るふりをして怒っている人です。  人間は怒りの感情を向けられることに何

        • 会社内で怒りを露わにするのなら、ある事を覚悟しておくことが必要、という話。

           今回は、「叱る」ではなく「怒る」、ということについてです。会社内、業務中に怒りの感情を発露させる、ということは普通の人であればよほどの事だと思います。(尚、週に1回くらい怒っている人は、単に感情の制御が出来ていない人というだけでです。)  まず、「怒りの感情を表に出す」ということはどういう事かを考えてみると、多くは「相手や第三者に何かしら強い不満がある」という事を分かりやすく表す行為だと思います。場合によっては自分自身の不甲斐なさに怒りを感じることもあるでしょうが、今回は

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        外向的な人、内向的な人の違いと、それぞれの強み、弱み

          会社をつぶす原因は社員ではなく、社長や役員という話

           なぜ会社が倒産するのだろうか、誰が原因なのだろうか、と考えたことがあるのではないでしょうか。  倒産の原因は、社長や取締役などの役員です。  特に、それなりの社員数がいる会社ならば、100%社長や役員が原因です。時々、大企業の社員の横領事件や業務上のミスによる損害などが報道されていますが、個人が扱うにしては金額が大きかったとしても、会社としてみると倒産するまでの影響はありません。  要は「影響する範囲が限定されている」ということです。  一方、社長や役員は会社のかじ取り役な

          会社をつぶす原因は社員ではなく、社長や役員という話

          小さな幸せを感じられることのメリット

           友人にしても、恋人にしても、夫婦にしても、お互いある程度は共感できることが無いと、なかなか関係を継続するのは難しいと思います。その共感できる内容も、できれば幸せに感じるものがいいのではないでしょうか?    日常生活で、子供の頃は幸せに感じられたことが、大人になると当たり前になりなんとも思わなくなる、という事はないでしょうか。  たとえば、昼ご飯がいつもよりすこし美味しかった、かわいい犬を見た、とか。その時に小さい幸せを感じられる人か、そうでない人かが大きな違いだと思います

          小さな幸せを感じられることのメリット

          いい社長と会うと、前向きになれるという話

           以前、客先での面談は、職業柄、社長か財務担当役員とお会いすることが多かったのですが、面談相手が良い社長だと「日本も捨てたもんじゃない、あんなに素晴らしい人が頑張っているんだから、自分も頑張ってみよう」と思えたものです。    会社の規模には関係なく、小さい会社にも素晴らしい社長はたくさんいらっしゃいます。逆に、大きい会社であってもそうでもない社長もたくさんいました。大きい会社は下がしっかりしていればすぐには潰れませんが、じり貧にはなりました。(しばらくして実質的に倒産になっ

          いい社長と会うと、前向きになれるという話

          会社でお偉い地位にいる人をどう評価するかという話。

           会社の役員が、会社の発展の邪魔になっているように見えてきたので、彼らが会社にとって要・不要かについてどう評価すればいいのかを考えてみました。  基本的に、部長や役員以上になると、 ・自らが部下に対して組織の進むべき方向を示し ・進むべき方向にどのようにして組織・部下を動してきたか ・どの程度継続して組織を成長させたか を実績という点から評価するのが重要なポイントです。  実際に役員として実績を出している人は、「継続して組織を動かす(良くする)」=「皆に目標に向かって自律

          会社でお偉い地位にいる人をどう評価するかという話。

          裁判の判例主義もほどほどにしないと、最悪の場合は国が亡ぶという話

           最近、刑事事件の有罪判決の量刑を見ると、罪に対して罰が軽すぎるのではないかと思うようになりました。  凶悪事件でも初犯だから10年とか15年で世の中に解き放たれるのは、冷静に考えたらバランスがおかしいと思います。罪に対して罰が軽いと、罰を受けてもいいから罪をおかそうとする人が増えて、治安悪化させるだけです。  昔は、有罪になったら地元には後ろめたくて住めないし、出所したところでかなり一般生活が制限されていたように思います。ですので罪が軽いというほどでもないと思っていたので

          裁判の判例主義もほどほどにしないと、最悪の場合は国が亡ぶという話

          権力・権限を持つ人は自制が必要という話。

           世の中、国、自治体、会社で権力・権限を持つ人が気を付けなければいけないことは山ほどありますが、どんな組織であれ共通したポイントがあります。  それは、組織内では法律などのルールに沿って運用する、信賞必罰を徹底する、という事です。  人によっては、組織の上にいるのだから好き勝手したいと思う人もいると思います。別に止めることはしませんが、好き勝手していては組織が続きませんので、そのような考え方の人は組織内で権限を与えてはいけないということになります。  なぜ、ルール通りに物事

          権力・権限を持つ人は自制が必要という話。

          人材育成もコスパが大切と思った話

           最近、2000年前後に就職時期を迎えた就職氷河期世代の募集や学びなおしがニュースに出ることがありますが、この世代は人材育成という面から見ると、コスパ抜群なんですよね。  まず、少し前のバブル世代から言うと、彼等には潤沢な資金を使って研修やら海外留学やらを経験させているので、様々な経験はしています。  ただ、最近の企業内でのバブル世代の能力を見ると優秀は人の数は他の世代と変わりないはずです。つまり、人材育成に金と時間を使ってもあまり成果が出ていないんです。  就職氷河期以

          人材育成もコスパが大切と思った話

          上司として優秀な人とは(事務職、企画職編)

           みなさんは、有能な上司の部下と、上司として優秀な人の部下、どちらがを選びますか?または自分が、有能な上司か上司として優秀な人、どちらになりたいでしょうか。  有能な上司は、部下が結果を出さずとも上司自身が有能ということですが、上司として優秀な人とは、チームで結果が出すことが出来るリーダーだと考えています。まず、上司に一般的に求められることは、チームで結果を出したり、会社に必要な機能を提供することですので、個人が有能かどうかはあまり関係なくなってきます。  当然、有能な人が

          上司として優秀な人とは(事務職、企画職編)

          アンガーマネージメントを試す前に知っておくと良いこと

           私はここ十年くらいで、アンガーマネージメントという言葉をよく聞くようになりました。もっと前からあったのかもしれませんが、要は感情の発露をコントロールすることなので、はるか昔からあった話題ですね。  前回、突然怒り出す人の特徴など掲載しましたが、普通の人でも怒りの感情を抑えたいと思ったことがあるのではないでしょうか。  いろいろなアンガーマネージメント関連の書籍が出ているのですが、目を通すと、最も重要な点が抜けている本が多い事に気づきました。それは、「自分がどうしても制御で

          アンガーマネージメントを試す前に知っておくと良いこと

          突然キレる人ってどんな人か。対応方法と心構え

           最近、突然キレるおじさんを会社の中で見かけました。おじさんと言ってもお偉いさんなんですけどね。他の人に内容を聞くと、おじさんが他の部署のお偉いさんを説得できなかったので無関係な若手にその責任を擦り付けていた、という事でした。皆さんも突然キレる人を見たことがあるのではないでしょうか。  まず、突然キレる人ですが、下の2つのパターンに分かれると思います。 ・自分の思い通りに事が運ばない、思い通りの反応がない場合にキレる ・自分を少しでもネガティブに言われたり、言動を指摘される

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          権力、権威とは何か

           みなさんの周りに、社長や役員、部長などの上司で、権力のあるポジションにいながらも人望がない方はいないでしょうか。 私は、学生時代にバイトをしている時からそれが疑問でした。それなりの役職に就く人は、それなりに優れていて人望もあるものと思っていました。  結論から言えば、人望があったり、周りから認められるには、権力に加えて権威が必要ということです。  権威とは、優れた技術や知識や人徳を持ち、周囲にそれらを認められることですので、会社でいえば、地位に関係なく「あの人が言うのなら

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          出世する人、しない人

           みなさんの周りに、「なぜこの程度の人が大きな会社のお偉いさんになれているんだろう」というぐらい、地位と実力、人格が悲しいすれ違いをしている人はいないでしょうか。  私は若かりし頃、優秀な人が出世するんだと思っていました。  社会人になり、自分の会社や取引先、知り合いなど、平社員から社長まで、いろんな人に会って経歴を少し深く聞いてみると、昇進とは運だと捉えるようになりました。  飛びぬけて優秀な人の例を除くと、ほとんどの場合はたまたま上のポストが空いた時に他に候補者がおらず

          出世する人、しない人