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【ASD×不安障害】社会復帰奮闘記 苦手な美容院に行く

先日は美容院に行ってきた。
1ヶ月前に予約をしてから当日までずっと、
不安で苦しかった。

「美容院くらいでおおげさだろ」と
思われるかもしれないが、
ASD×不安障害の私にとって
美容院と歯医者に行くことは一苦労なのだ。

施術中や治療中に耐え難い吐き気に
襲われることが辛いし、人前で吐くかもしれないということが怖い。

なるべく悪いことは考えないようにと
思っても、耐え難い吐き気と激しい動悸に
苦しむ自分を想像してしまい、辛かった。


美容院の予約は午後だったので、
午前中は家事をして
気を紛らわせた。

干した布団のお日様の匂いを堪能したり、
前夜、庭に出没した蛇の行方を捜索したり
しながら、なるべく心穏やかに
過ごすように努めた。

午後はいざ、美容室へ。

道中は体調が悪くなることはなかったが、
美容室に着いて店内に入ると
お決まりの吐き気が・・・。

首に巻かれたタオルが少しきつい気がして、
吐き気がひどくなるも言い出せず、

「ええい、もうどうにでもなれ。」

と割り切ったらそのうち気にならなくなった。

よく話しかけてくる美容師さんなので、
会話が苦手な私は次にどんな話題が
来るのかと常にどきどき。

そのことで気が紛れたのか、
10分ほどで完全に吐き気が無くなった。

前回はもっと長い時間、吐き気があったので、
これは進歩✨と歓喜していたら、
1時間ほどでカットが終わった。

やっったー。また耐え抜けたぞ。

と心の中でガッツポーズ。

ずいぶんと切ったので、
だいぶ頭も軽くなり気分爽快。

後日は歯医者にも行くことができ、
成功体験が2つ増えました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
よづきでした。

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よづき|ASD不安障害の物書き
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