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陣取りゲーム~教科書での学習の集大成に~
教科書を使った各種音読学習やリテリングなどを終えた後に、
生徒がどれくらい知識をインプットできたかを測るためのスピーキング学習としておすすめなのが
「陣取りゲーム」です
<ゲームの概要>
生徒は交互に、以下のスラッシュで区切られている語句を使いながら、教科書に書かれている内容をスピーキングで再生していく。
![](https://assets.st-note.com/img/1673387787512-IYVUBSXULC.png?width=1200)
<ゲームのルール>
・文(SV…)で話す。
・発話できた語句はマーカーで塗りつぶす。
・ピリオドが付かなければ、1度にどれだけ言っても良い。ただし接続詞(and,so,becauseなど)は1度の発話に1度しか使えない
・1文話すか、10秒止まると攻守交代となる。
・勝敗は得点により決まる。
スラッシュで囲われている語句1か所につき 1点獲得。
「赤くなっている語句」は重要箇所なので 2点獲得。
<ゲームの狙い>
・インプットした内容をアウトプット(発話)することで自己の知識習得状況を認識する。
・発話内容と知識(語彙、文法)をリンクさせることで、表現する技能を育てる。
発話を伴う活動はリテリングなども含めて、状況も決められた中で行うロールプレイングとなり、若干「おままごと感」が出るので高校生が乗ってこないときもありますが、
シンプルながら「相手に勝つ」という目的があるゲームの中で発話させると、表現にも工夫が出るのが興味深いポイントでした。