キリシタン洞窟

長崎沈黙聖地巡礼記

 3/2-4の二泊三日で長崎市と五島列島『沈黙』聖地巡礼の旅に出ました。スコセッシ版の映画公開後に東京から巡礼した人の記事をまだ見かけないので、どなたかの参考になればと思い、ここに記しておきます。

 必読携帯書は『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」 (とんぼの本)』なのですが、「歩き方」と説明している文では、ところどころアクセスが難しい方を紹介していたりするので、そこはおいおい注釈を入れていきます。遠方からの旅であってもレンタカーを運転できる人はそれなりになんとかなりそうですけども、私は運転免許を持たない女一人旅だったので、公共交通機関を駆使しています。

 自治体も力を入れているようで、HPは大変参考になります。
 映画『沈黙-サイレンス-』原作ゆかりの地 特設サイト https://www.nagasaki-tabinet.com/silence/
 ここはスコセッシ監督訪問地、制作関係者訪問地がそれぞれ示されているので、いわゆる最近のライトな意味での「聖地巡礼」チェックに役立ちます。

 映画「沈黙-サイレンス-」長崎ゆかりの地を巡る https://www.nagasaki-tabinet.com/course/60242/

 私はトモギ村のモデルとなった外海地区に関してはここを基本に旅程を組み立てました。そして、Spot4の外海歴史民俗資料館・Spot5の沈黙の碑・Spot6のド・ロ神父記念館・Spot7の旧出津救助院・Spot8の出津教会堂をカバーしてくれる長崎さるくのオーダーさるく『夕陽が美しいキリシタンの里』コースを10:00-12:00で申し込みました。参加料は1800円ですが、外海歴史民俗資料館&ド・ロ神父記念館共通入館料(大人300円)・旧出津救助院入館料(大人300円)込みなのでおひとりさまでなければお得ではあるかと。おひとりさまの場合はプラス1000円の計2800円ですが、私の場合はその価値は充分ありました。
http://www.saruku.info/course/Y030.html
 なぜ10:00-12:00にしたかというと、長崎駅近辺から6:30頃の始発のバスで黒崎教会前まで行くと到着が7:54なんですが、その次の9:34の黒崎教会前発のバスに乗るとちょうど長崎さるくの待ち合わせ時間10分前くらいに出津文化村バス停に着いて待ち合わせ場所の旧まちづくり記念館に行けるんです。なのでその1時間半の間にSpot3の枯松神社とSpot2の黒崎教会を回ることにしました。そしてさるくのコース終了後にまたバスか徒歩でSpot10の遠藤周作文学館を見学することにしました。(バスで向かう場合、長崎さるくの担当の方が目的地への時刻表をPDFで送って下さいますが、私はその前に勝手に旅程を加えているのでnavitimeで検索しました)

※参考までに私が使ったバス時間の検索結果貼っておきます。 https://www.navitime.co.jp/bustransit/search?orvArea=42&orvStationName=%E9%95%B7%E5%B4%8E%E9%A7%85%E5%89%8D&dnvArea=42&dnvStationName=%E9%BB%92%E5%B4%8E%E6%95%99%E4%BC%9A%E5%89%8D&month=2017%2F3&day=3&hour=8&minute=0&through=0&basis=0&orvStationCode=&dnvStationCode=

Spot1のバスチャン屋敷跡はバス移動だと限界があるのでさすがに諦めました。Spot9のド・ロ神父の墓は出津教会のあたりから眺めることはできます。Spot11の道の駅 夕陽が丘そとめは遠藤周作文学館のすぐそばというか、バス停と遠藤周作文学館の間なので簡単に寄れます。

キリシタンの里そとめ 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 https://www.nagasaki-tabinet.com/tour/62503/
 こういうバスツアーも紹介されていますが、日程が合わなかったので利用できませんでした。土曜日に都合がつき、枯松神社にどうしても行きたい、とか、黒崎教会に入りたい、などこだわらなければ、これを利用するのが一番楽かと思います。(ただ、枯松神社は実際に沈黙巡礼をしてみると一番推したい所です)

 長崎市内中心部は観光地として確立されていて、交通の便も動き方もよく整備されているので、まずは外海地区を攻略するのが鍵になります。私の場合は行くなら五島列島は絶対外せなかったのでタイトなスケジュールになりましたが、五島列島に渡らなければ二泊三日で特設サイトで紹介されている分の沈黙聖地巡礼は余裕を持って回れると思います。

 五島列島はガイドブックでも『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」』でもあまり詳しく紹介されていないので特にHPを頼りにしました。
五島列島キリシタンクルーズ
https://www.nagasaki-tabinet.com/tour/62490/
https://www.nagasaki-tabinet.com/course/c60885/
https://www.nagasaki-tabinet.com/course/60864/
このツアーがよくおすすめされていたので申し込みました。が、最小催行人数が2名で申込期限の運行日1週間前になっても私以外の申込がなくツアー中止に。とにかく昔からキリシタン洞窟に興味があって、キリシタン洞窟だけはどうしても行きたいどうしよう、とりあえずどうしよう、HPだけでも見るか。

キリシタン洞窟 https://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/1098/
なんか電話番号書いてる。電話かけた。船出してくれることになった。キリシタン洞窟行けることになった。
※おひとりさまでなければこんなにドタバタせず五島列島キリシタンクルーズが問題なく催行されます。ただ、それだとキリシタン洞窟に上陸できないので結果オーライ。

 飛行機とホテルは楽天トラベルの楽パックが私が探した中では一番安いです。ANAでもJALでもできるんだとは思いますが私はANA楽パックで行きが羽田-長崎、帰りが五島福江-羽田で取りました。最初は長崎に戻らなきゃならないのかなと思い込んでたけど、五島の空港指定でも平気だった。ホテルも一泊目長崎市・二泊目五島市と違う宿を指定できた。五島から羽田へは直行便がないので私の日程では福岡乗り換えになりました。

 それではここからは私の実際の巡礼ルートを書いておきます。

 3月2日(木)
 1:羽田空港11:05発、長崎空港13:00着。確か定時。
 2:長崎空港から高速バスでココウォーク茂里町へ。なぜそこまで乗ったかというと、まず原爆落下中心地と浦上天主堂に行きたかったから。ここは『沈黙』自体には関係ないので、大浦天主堂を見学なさりたい方は長崎新地で降りられると良いです。大浦天主堂の拝観料を払った時にもらえるパンフレットとチケットを持っていると日本二十六聖人記念館が半額になるみたいです、あとクリアファイルもらえるらしいです。私は時間的に逆ルートを選択するしかなかったのですが(他の施設は17時閉館、大浦天主堂は18時閉館)、大浦天主堂以外はだいたい長崎市内中心部に固まっているので『沈黙』巡礼ならここを早めに片付けた方がいいです。信徒発見を『沈黙』と結びつけなければ削っても構いません。その場合は長崎駅前でバスを降りられるのが無難だと思います。
 3:路面電車の茂里町から松山町へ。『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」』では浜口町を紹介していますが、最寄は松山町です。
 4:松山町で路面電車を降りるとすぐ看板が立っているのでそれに従い歩いて原爆落下中心地に。原爆資料館は高校の修学旅行で行ったのでパスしました。『沈黙』には関係ありませんが遠藤周作『女の一生〈1部〉〈2部〉』と今日マチ子『ぱらいそ』で浦上は大事な場所になっているので足を運びました。ちなみに私がこの場所に着いた瞬間、雨が降り出してびっくりしました。
 5:原爆落下中心地碑で突然雨に降られてぼんやりしてたら後から来た人が手を合わせていたのでトモギ村でご飯もらったロドリゴやガルペのごとく急いで私も手を合わせた後、隣に立っている旧浦上天主堂遺壁で少しだけ雨宿り。この時は雹らしきものまでが降っていた。少し待つと弱まったので浦上天主堂を目指す。
 6:看板などの道順に従って浦上天主堂へ。被爆マリアのレプリカや原爆で吹き飛ばされた鐘楼など見る。
 7:日本二十六聖人記念館を目指し電車に乗ろうかと思ったら長崎駅前行きのバスを見かけたのでそちらに飛び乗る。いずれにせよ長崎駅前に出れば問題ないので。
 8:日本二十六聖人殉教地及び記念館見学。こちらはスコセッシ監督訪問地です。映画の中でモキチが歌っていたと思しきサクラメンタ提要の楽譜はここにあったので、ここで塚本晋也が当時歌われていた曲を見つけたのかなと、出発前日に再放送で見かけたBSの番組を思い出す。劇中に出てきた「雪のサンタマリア」の本物もありますが、お土産用に500円で雪のサンタマリア掛け軸も売ってます。スコセッシ監督サイン入り『沈黙』脚本も展示されてました。ついでに入り口あたりにもスコセッシ&塚本晋也サイン入り『沈黙』ポスターありますが、職員さんは塚本晋也サインの方は私が言うまで気づいてなかった。入り口近くのサイン入りポスターは撮影可だそうです。
 9:長崎駅前から路面電車に乗って築町で乗り換え(この時に運賃支払いと一緒に乗り換え証明書みたいなのをもらう)大浦天主堂下へ。大浦天主堂下に着いた時に運賃を払わず乗り換え証明書のようなものを入れればOKです。このあたりが地味に迷って、ファミマに駆け込んで「大浦天主堂ってどうやって行けばいいんですか」と聞いたらそのファミマのすぐ左横の坂を登ればいいだけだった。教えてもらったおかげでギリギリ拝観時間に間に合う。日本語通じて良かった。国内旅行楽だな。
 10:18時を大浦天主堂で迎えて、あとはご飯とホテルへ。食物アレルギー持ちで面倒なんでリンガーハット出島店で麺抜きの野菜たっぷりスープ食べました。小麦も卵も(あと私は反応しませんが乳製品も)入ってないのは事前に確かめてきたのでチェーン店は気楽でいいです。

 3月3日(金)
 1:ホテルから一番近いバス停が五島町だったので6:35桜の里ターミナル行き乗車。桜の里ターミナル7:18着。その後7:40発の板の浦行き乗車。黒崎教会前7:54着。だいたい定時。
 2:黒崎教会を横目に枯松神社へ出発。『遠藤周作と歩く「長崎巡礼」』では永田浜下車となっていますが、黒崎教会前の方がわかりやすくて良いです。橋を渡ってバスで通らなかった曲がりくねった道をひたすら登ります。ここは海抜が低いバス停から歩いてこそ醍醐味があると思いました。枯松神社は制作関係者がロケハンしてるんですけど、トモギ村の村人がロドリゴとガルペをかくまい、コンヒサンをするために登った山道のイメージここだと思います。イチゾウやモキチが水磔にされているのをパードレ二人が見ていたのもこの辺りの茂みのイメージだと思いました。歩けばわかる。巡礼感高まる一方です。
 3:巡礼感を味わい尽くして登ったため、目安徒歩20分のところ、1時間近くかけて枯松神社に到着。祈りの岩や隠れキリシタンのお墓なども見つける。下りはキチジロー走り的に急いだら15分くらいで黒崎教会に着いた。黒崎教会は9時から開いているようなので、さっくり見学させていただきバス停に戻る。
 4:無事バスに乗り長崎さるくの待ち合わせ場所に到着すると、待ち合わせ場所の横に沈黙の碑が。長崎さるく『夕陽が美しいキリシタンの里』コース出発。内容的にはド・ロ神父様最強コースなんですけど面白いです。時代が違えばロドリゴやガルペもこうなっていたのだろうか、ド・ロ神父も時代が違えばロドリゴやガルペみたいになっていたのだろうか、などと考えたりもします。
 5:なんだかんだで盛り上がってしまい120分コースが180分くらいになってガイドさん「時間守れなかった怒られる…」とか言ってた。でもその後「私も今の展示見たいから」と遠藤周作文学館まで車で連れて行ってくれた。ただ、翌日にイベントがあるのでガイドさんそれに合わせて展示見るって帰って行った。本当にお世話になりました。
 6:遠藤周作文学館は展示物自体の見学はさっくり30分もあればだいたい済みますがロケーションが良いので何時間でも過ごそうと思えば過ごせそうです。ただ、私はさるくの時間が押してしまったのでさっくり見て14:30頃のバスに乗ります。長崎港16:30発のジェットフォイルで五島列島に移動しなければならないからです。無事桜の里ターミナルに戻り、長崎新地ターミナル行きのバスに乗り込んだ、が、ここで痛恨のミステイク。最終目的地は一緒でも、私が乗るべきバスはその1本後のものだったようで、乗ったバスは大回りするバスだったみたいなんです。予定では16時には長崎港に着いていたはずなのにもう全然着かない。バス停から徒歩4分とか書いてたから最悪16:20に着けば何とかなるだろうと言い聞かせてても16:10時点で浦上だ。仕方ないのでバス車内から長崎港に電話する。ジェットフォイルは待ってくれないけど最終フェリーが16:50発だからそっち目指して頑張れと。16:40くらいにフェリー切符やっと買えたよ。頑張ったよ。
 7:なんだかんだで20時頃、福江港に到着。頑張った。でもお店がほとんど閉まってる。なんとかコンビニ的なものを見つけておにぎり買う。食物アレルギーだと安心安全なのがおにぎりしかない。おにぎりがライフライン。ホテル到着。

 3月4日(土)
 1:キリシタン洞窟を目指すために8:00のフェリーで福江港から奈良尾港に移動。最初から上五島に宿取れば良かったんですけど、てっきりキリシタンクルーズで動くものだと思っていたので、空港がある福江島のホテル押さえてクルーズキャンセルになった時点ではもう宿変更できないパッケージだったんですよね。
 2:キリシタン洞窟行く前にせめて少しでも五島の教会も見学したいなと思って、近めの福見教会と浜串教会とその横の希望の聖母像見たくてタクシー移動。上五島はさすがの私も断念するほどバスは期待できないです。レンタカーを借りれなければタクシーしか移動手段なし。
 3:タクシーに送ってもらってキリシタン洞窟クルーズへ10時過ぎに出航。釣り人の方と同乗。私が待ち合わせ時間に遅れてしまったため船頭さんと釣り人の皆様にご迷惑をおかけして申し訳ない限りです…
 4:キリシタン洞窟到着。上陸してみたら思ってた以上に足場が本気の探検モードだ。そこらへんにあった木の棒を拾ってみると格段に歩きやすくてキチジローがなんであれ握りしめてたのかよくわかった。
 5:キリシタン洞窟堪能しすぎてどうやらまた時間オーバーしてたみたい。本当に船頭さんすみませんでした…
 6:港に帰ってきてタクシー呼んでもらってまたすぐ福江港に戻る。タクシーの運転手さんが五島の石をくれた。ありがとうございます。ジェットフォイルが長崎でトラブッて引き返しとかで1時間くらい待ち、売店の方と話したりして上五島いい所だなと思いつつ福江港へ。他の予定を決めていなかったので、福江港に着いてからすぐ空港行きのバスに乗ります。すぐと言っても1時間後くらいだったけど。
 7:五島福江空港到着。15時過ぎ。飛行機19時出発。やることなさすぎて寝てました。
 8:18:30頃やっと保安所通過。キリシタン洞窟で拾ってなんとなくそのまま持ってきたキチジロー棒の空港職員に対する目立ち方半端ない。けど無事通過してプロペラ機に乗り込み福岡経由で無事東京に戻りました。

一部記事文中と重複がありますが、参考にしたサイトを貼っておきます。

長崎さるく http://www.saruku.info/

五島列島キリシタンクルーズ(上五島発)【五島うどんの里発/7:30、福江港着/11:45】 http://www.nagasaki-tabinet.com/course/60885/

五島列島キリシタンクルーズ http://www.nagasaki-tabinet.com/tour/62490/
pdf
http://www.campanahotel.com/gotobus_top/_userdata/H28kirikuru.pdf

=五島定期観光バスモデルコース= http://www.campanahotel.com/gotobus_top/pg459.html

九州商船ジェットフォイル http://www.kyusho.co.jp/kouro/n-jf.php

五島列島バスタクシーなど交通機関 http://islands.chicappa.jp/goto-web/03traffic.htm

有川タクシー http://www.arikawataxi.net/access.html

「沈黙」ゆかりの地 http://www.nagasaki-tabinet.com/silence/

枯松神社 http://www.nagasaki-tabinet.com/junrei/1097/

枯松神社 http://www.city.nagasaki.lg.jp/shimin/190001/192001/p000609.html

長崎さるく夕陽が美しいキリシタンの里コース http://www.saruku.info/course/Y030.html
pdf
http://www.saruku.info/coursemap/ai25.pdf

日本二十六聖人記念館 http://www.nagasaki-tabinet.com/guide/60788/

電車路線案内図 http://park10.wakwak.com/~cdc/nagasaki/nagasnet/

バス乗換案内 長崎駅前 ⇒ 黒崎教会前(6:36長崎駅前出発) 長崎バス [1]長崎新地-大波止・板の浦接続-桜の里ターミナル 漁港通り経由桜の里ターミナル行 https://www.navitime.co.jp/bustransit/search?orvArea=42&orvStationName=%E9%95%B7%E5%B4%8E%E9%A7%85%E5%89%8D&dnvArea=42&dnvStationName=%E9%BB%92%E5%B4%8E%E6%95%99%E4%BC%9A%E5%89%8D&month=2017%2F3&day=3&hour=8&minute=0&through=0&basis=0&orvStationCode=&dnvStationCode=

遠藤周作記念館 http://www.city.nagasaki.lg.jp/endou/

五島交通ナビ http://www.goto-koutsu.jp/pctime/timetable.php?kbn=ship

五島旅客船 http://kogushi.cool.coocan.jp/goto-ryokyakusen.html


 東京の方は長崎県のアンテナショップに行かれるのも良いです。窪塚洋介・イッセー尾形・塚本晋也舞台挨拶が日本橋であった時に『沈黙』2回目鑑賞したのですがちょうど日本橋長崎館というアンテナショップがありまして、そこの職員の方にもお世話になりました。五島列島関係はこちらでもらったパンフレットが一番役に立ちました。教えてただいた「しまとく通貨」もまあまあ使いました。

 日本橋長崎館 https://www.nagasakikan.jp/

 個人的な雑感や写真などは以下においおい追加して行きます。まずは実用的な記事のみにて失礼。

4/4取り急ぎ追記:外海で会った方が4/5「探検バクモン」に出るみたいです。お会いした時にこれから枯松神社取材に来る人案内するんだよ、この前は爆笑問題が来たよ、とおっしゃってたのですが、やっぱりこの番組でした。

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