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人間関係で苦しんでいるなら。


親子関係が歪んでいたり、機能不全家族で育ったことによる弊害は大きい。

無意識のレベルで、あなたが今直面している人間関係の問題の根本は親との関係にあると言ってもいい。


例えば、僕は親によってコントロールされていた幼少期を送っていた。

子供の目から見ても、親が都合のいいように子供をコントロールするような、そんな家庭環境だった。


・親の仕事のため、
子供の面倒をあかの他人に任せる。
・親のプライベートを優先して、
子供は置いてけぼりをくらう。
・子供がやりたいことがあったとしても、
頭ごなしに否定されてチャンスすら与えられない。
・親に話したいこと、相談したいことがあっても、
聞いてもらえない。
・親の期待に応えるために、いい子でいても、
褒められることはない。


6歳の誕生日、自分はこの両親の子供ではないんだろう。
と本気で思ったことがある。



子供ながらに感じていることが、
成長していく過程で、
自分にとっての真実となっていく。



親からのコントロールによって捻じ曲げられた自己像が、自分になる。
というわけ。


僕の場合、
誰からも愛されることのない価値のない人間である。
という自己像をいつしか持つようになっていたということ。



あなたはどうだろうか?

この歪んだ自己像を受け取っていく過程は大変かもしれないが、あなたが悪いわけではないのだから、落ち込むことはない。

今ここでおこないたいのは歪んだ自己像を特定することではなく、人間関係をコントロールしていくために必要なこと。

歪んだ自己像があるんだということを、まずは頭に入れておいてもらいたい。


親によってコントロールされてきた歪んだ自己像を守るために、
僕らは人とコミュニケーションを取るようになっていく。


だからこそ、人間関係で問題が起きないわけがない。

では、この歪んだ自己像をどうしたらいいのか?
ここはめちゃくちゃ骨が折れるから、一旦脇において、対処療法として使える人間関係のコントロール方法を今回は話していこう。


何故対処療法を話すかというと、
人間関係における問題が起きたとき、
今回紹介する方法を試してほしいからだ。


根治治療に時間がかかるのなら、対処療法も身につけたらいい。
どちらも必要だということ。


あなたの人間関係をコントロールするための3つのステップ。



・その1。

問題が何なのか?を特定しよう。



人間関係における問題が起きてしまったとき、
何が問題として起きているのかわからないまま、
感情の赴くままに、コミュニケーションを続けると、
間違いなくあなたが傷ついていくことが多くなっているはずだ。

なぜなら、歪んだ自己像を守るためのコミュニケーションをとっているから。


それが悪いわけではなく、今の目の前の人との問題に目を向ける意識を持とう、ということ。


彼氏と喧嘩をしてしまったのなら、
喧嘩したことの原因は何なのか?
何がお互い問題だったのか?
ここを見つめようということ。


あなたはあなたの歪んだ自己像を守るようにしか、
彼氏と関われないのなら、
そのことによって起きてしまった問題をお互い共有していかなければならない。

人間関係における問題が起きているときは、
片方にだけ問題があるわけではない。
あなたと目の前の人との関係性に問題が起きているのだから、
問題は双方にある。


だから、問題を特定すること。




・その2


問題を受け入れる。



問題があったことを受け入れることが、とても大切なこと。

反発したくなるような問題が浮上することもあるかもしれない。

あなた自身を否定されて、傷つけられたかのように感じるような問題が見つかるかもしれない。

しかし、忘れないでほしい。

あなたにだけ問題があるわけではない、ということ。

そして、あなたはあなたの歪んだ自己像を守るようにしているにすぎないだけである。
その歪んだ自己像を創り上げたのは、あなたの親である。

あなたが問題そのものではない。

たまたま今回、目の前の人と問題が起きてしまっただけ。


人間関係で問題が起きないことなんてあり得ない。


起きたとき、どういう自分として対処するか?そこを考えたらいい。


たまたま今回問題が起きてしまったんだなと、事実だけを受け取ったらそれで充分。


あなたが問題そのものではない。



・その3


問題と距離を置く。



問題は問題。
その中にいては対処どころではない。

問題と距離を置くことで、次の戦略が見えてくるはずだ。


ついつい、問題が起きたらすぐになんとかしようと考えがちだが、距離を置くことが凄く重要となる。


あなた=問題、

という意識のうちは、
問題をなんとかしていくところに立てないから。


あなた≠問題、

と距離を置くことで初めて問題に対して対処していくことができるようになる。




ここまでこれれば、
目の前の人と問題をいかにして解決するか?改善していくかを、考えていけるようになる。



人間関係で問題が起こることを、あなたが悪いと自分を否定しなくていい。





まずはこの方法を試して、人間関係における問題による苦しみから少しでも解消されてもらえたらと思う。



あなたが生きている意味は必ずある。
人間関係で苦しんでいるなら、
僕のLINEで話してもらいたい。

https://lin.ee/jLo9eYm

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