見出し画像

おっさんずラブで和泉にハマったあなたへおすすめしたいドラマがある【井浦新】

前作から5年の月日が経ち、さらにパワーアップして帰ってきた『おっさんずラブ-リターンズ-』。田中圭さん、林遣都さんを始めとするレギュラーメンバーに加えて、今作から新たに加わった主要キャストのひとりが井浦新さんだ。

先日放送の第4話では、井浦さん演じる和泉の過去にフォーカスが当てられた。突如始まった「おっさんずラブ-警察学校編-」「公安ずラブ」にハートをつかまれた視聴者も多いのではないだろうか。

彼の魅力はどんなベクトルの役にもフィットしながら、どんな役でも「Going my way」が滲み出てしまうところにある。マイペースさと優しさと、ミステリアスさに私たちは惑わされている。

▼とにかく優しい姿が見たいなら『最愛』

▼ピンチのときには駆けつけるダークヒーロー的な姿を見たいなら『アンナチュラル』

『最愛』『アンナチュラル』でのインパクトはあまりにも強い。

いつもどこか不穏な役を演じることが多いのだが「とにかく幸せそうでまだ見たことのない井浦新が見たい!」とたどり着いたのが『にじいろカルテ』だった。

とにかく幸せそうな姿が見たいなら『にじいろカルテ』

井浦さんが演じるのは、小さな村の診療所の外科の朔(さく)先生。ハッシュタグで表すと「#元気いっぱい」「#ビッグベイビー」「#ヤンチャ少年」といったところだろうか。最高。

アンナチュラルの中堂先生とはまたちがったベクトルでやや口が悪い。頼れるお兄ちゃん、お父さんな姿を見たい方におすすめ。

とにかく幸せそうで、たくさん笑っている姿を見られてうれしい。

でも、そんな彼にももちろん忘れられない過去がある。第5話の語りのシーンは朔先生のことを思いっきり抱きしめたくなる。メインキャストのふたりと同じように、一緒に手を重ねたくなる。

「感情ってひとつじゃないよね」が表現された演出にも注目

ドラマ自体も、良い涙を流せる素敵な作品だ。ちょっとドラマチックすぎるところも含めて、不器用な人たちの愛しさがあふれている。

「感情ってひとつじゃないよね」を見事に表現した演出も良い。うれしいけど悲しい、悔しいのに楽しい。点と点ではなく、ちゃんと線や面で連続的・立体的に人が描かれていることがうれしい。表情豊かな朔先生の魅力が存分に楽しめる演出となっている。

あたたかすぎる・優しすぎる物語を必要としている人に届いてほしい

映像の雰囲気や村の人々の善人性など、ある種のユートピアを感じる世界観が特徴の『にじいろカルテ』。「日本のどこか」でありながらファンタジーの世界のような、現実味の少ない世界観ではある。

でもそういったあたたかさや優しさを今、無性に求めている自分がいて、ちょうど良く心にフィットした。

きっと、この「あたたかすぎる」「優しすぎる」世界を必要としている人はたくさんたくさんいるだろう。そんなあなたに届け~!!と願ってこのnoteを書きました。


この記事が参加している募集

いただいたサポートはクリエイターの労働環境向上のための活動費に使わせていただきます💐