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花びら

浅き朝の霞んだ光の中で
とろりと薄く微笑んだ

君の声
しんしんと耳底に
降り積もり

こぼれてしまわないように
そっと口を押さえて笑う

湿った花びらのような
君の皮膚の感触を

繰り返し思い出す

身も心も
花びらのように
優しくなれますように

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