【OSAKA】ワークショップレポート / 無添加素材で作る“ハーブの日焼け止めor虫刺されバーム作り”
日本各地のモノづくりを支える人たちと共に考えて作った
コト や モノ を伝え、各地の工芸の職人や製造業の職人達の技術や想いを繋げるミチを作る”コトモノミチ”のワークショップレポートです。
2021年8月8日にCOTO MONO MICHI AT PARK SIDE STORE 大阪店で開催された「日焼け止めor虫刺されバーム作りワークショップ」の様子をレポートします。
調香師の資格を持つ(株)バルカフィオーレの小林さんを講師にお招きする、香りのワークショップ第6弾です。
今回は、日焼け止めスプレーと虫刺されバームのどちらかを2つお作りいただけるワークショップ。
それぞれの基材(ベースとなる成分)にお好みの精油をブレンドし、オリジナルの日焼け止めとバームを作成します。
どちらもナチュラルな素材のみを使用して作るので、小さなお子様や肌の弱い方にも安心してお使いいただけます。
日焼け止めや軟膏、どちらも手作りできるとは知りませんでした!
肌に直接使うものだからこそ、成分を知りながら自分で手作りできるのは嬉しいですね。
バームはベースのミツロウを湯煎で溶かす必要があるので、そちらを温めつつまずは日焼け止めスプレーからスタート。
市販の日焼け止めに使われるものには主に、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤のふたつがありますが、紫外線吸収剤は化学反応によって起こる刺激が原因となってアレルギー反応が出やすいと言われています。
それに対して紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤のように化学変化を起こさないのでお肌の刺激になりにくいという特徴があります。
今回使用するベースには後者の紫外線散乱剤となる二酸化チタンが入っています。これなら海や川も汚さないので、レジャーにもうってつけ!
まずは、講師の小林さんの説明を聞きながらそれぞれのアロマを嗅いでいきます。
ご用意いただいたのは、グレープフルーツ、ラベンダー、サンダルウッド、ベンゾイン、ローズジャスミン&ゼラニウム、フランキンセンスの6種類。
リラックス効果のあるものや虫よけ作用があるものもあるので、好みだけでなくそういった視点で選ぶのも良いかもしれません。
今回は2種類お作りいただけるので、アロマの選び方を変えられるのも嬉しいですね。
お好きなアロマ2つの組み合わせを選び、全体で6滴になるように配合のバランスを考えます。お気に入りの香りがあれば、1種類で6滴でももちろんOK。
配合が決まったら、慎重に一滴ずつ容器に移していきます。
最後は、水を加えてよく混ぜたら完成!
続いて、虫刺されバームづくりです。
ミツロウやシアバター、植物性オイルをベースに精油をブレンドして作ります。
精油の持つ炎症を抑える作用が虫刺されの腫れやかゆみを鎮める働きをしてくれるのですが、精油そのものは揮発性も高く刺激も強いため、直接肌に乗せることはできません。
ミツロウをベースに精油をブレンドすることで、精油の成分が持続的に皮膚に作用してくれ、また保湿効果もプラスされて、痕をきれいに治してくれるそうです。
こちらもまずは精油の配合を考えます。
それが決まれば、溶かしたベースに精油を一滴ずつ加えていきます。
意外と早く固まってしまうので素早く混ぜる必要があるようでした!
最後に、手書きのラベルをそれぞれに貼ったら
完成です!
今回は制作物が2種類から選べたので、ご友人同士で参加されて、日焼け止めとバーム両方を作られる方も多かった印象です。
2つも持ち帰れて、少しお得な感じがしますね。
またぜひ、次回のワークショップもお友達を誘ってご参加ください!
ご参加いただいた皆さま、講師の小林さん、本当にありがとうございました。
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