難病持ちの私が転職活動のマイナス理由をプラスへ言い換えた具体的方法3選
難病を抱えながら働く33歳、cotoです。
「今回の転職理由はなんですか?」といった面接質問があった際に実際にはマイナス理由となっている転職理由をプラス理由として回答出来るようになりましょう!
マイナスなこともプラス変換出来ることで、面接官に良い印象を与えることが出来ます。
プラスに言い換えるメリット5点
前向きな姿勢をアピールできる
問題解決能力の高さを示せる
自己分析力の高さをアピールできる
コミュニケーション能力の高さを示せる
ストレス耐性の高さを伝えられる
転職理由について、プラスに言い換えが出来ることで面接官に対し心象を良くすることが出来ます。
面接は自己PRの場であり、自分を売り込む場所です。
そこで、マイナス発言が多い人より、プラス意見で明るく話しをしてくれる人の方が「一緒に働いたときにもプラスになることにフォーカスして活躍してくれそうだ」という印象にすることが出来ます。
心象を良くする理由
積極的で意欲的な人材だと感じさせる
困難な状況でも前向きに取り組める人物だと認識させる
自己成長に対する意識が高いと評価される
論理的思考力があり、状況を客観的に分析できる人材だと判断される
転職の売り手市場と言われる中で、欲しい人材は【即戦力】
自分が即戦力であり、優秀な人材であると伝えるために【逆境】や【苦難】をどのように乗り越えたか。
また、解決のためにどのような手段を取ってきたか。という点を話が出来ることは、入社後の問題解決能力を示すためにも非常に役に立ちます。
転職理由のプラスへの言い換え例
私の実際の転職理由は
「今の会社をとにかくやめたい」
「もう1日も出社したくない」
「ハラスメントの横行に耐えられない」
「残業が多すぎてツラい」
など、マイナス理由ばかりでした。
転職面接では、そのようなマイナス理由を述べてもいいことは一つもないので、一生懸命プラス理由と出来るよう頭をひねり考えました。
実際の理由に近しいものが、望ましいです。
理由は、他の動機を話す際に矛盾が生まれるからです。
建前上で綺麗な転職理由を並べてしまうと、面接の最中、色々な質問がある中で「さっきはこう言っていたのにな…?」という矛盾・ほころびが生まれてしまいます。
嘘をついていると思われないためにも、一貫した理由付けは持つようにしましょう。
言い換え① 今の会社をとにかく辞めたい
キャリアの次のステージに進むため、新たな環境に身を置き挑戦したい
少数精鋭で様々な業務に挑戦しましたが、○○の分野にて専門性を高めたいため
バックオフィスのオールラウンダーとして、多種多様の業務に挑戦したい
どのような環境から変わり、どうなりたいのか。
ここにフォーカスしました。
なぜ環境を変えたいのか、変えた先で望む姿は何か。
そして、なぜ環境を変えないと叶えることが出来ないのか。
そういった質問をされることもありました。
・上司に相談を行ったかどうか
・キャリアポジション的に昇格などの手段は用意出来なかった
・少人数のため、既存社員との兼ね合い
実際に上司と相談した内容で回答するようにしました。
異動によるキャリアアップを提案されましたが、これまでのキャリアと無関係の部署となってしまい、キャリアプランを考えた際にキャリアアップとはいえないと判断し、辞退しました。
言い換え② ハラスメントに耐えられない
より健全で生産的な職場環境で、自身の能力を最大限に発揮したいと考えています
自己成長と専門性を重視したキャリアを築いていきたいため
チームワークと相互尊重を大切にする組織文化に貢献したいと考えています
・その環境に身を置くことでどうなったか
・自分のキャリアプランとのズレ
・尊敬出来ない人との仕事のストレス
もちろんハラスメントは滅されるべきと思っています。
しかし、現代でもハラスメントが横行している会社は存在します。
そこに勤め続けることは、あなたの精神衛生上にとって良くありません。
ハラスメントが横行する職場に身を置くということは、周りに業務の支障をきたされている状態ということ。自分の能力やスキルアップの妨げとなります。また、円滑なチームワークを発揮しているとも言えません。
そんな環境から離れ、成長のためどのようになりたいかをアピールします。
言い換え③ 残業が多すぎてツラい
ワークライフバランスを重視し、効率的な業務遂行とプライベートの充実を両立させたいと考えています
効率的な業務遂行と自己成長の時間を確保したいと考えています
生産性向上をより追求できる環境で、持続可能な形で最大のパフォーマンスを発揮できる職場環境を求めています
・残業によりどのような影響があり、どんな変化を望んだか
・業務改善に取り組んだこと
・パフォーマンスを発揮出来ないと感じた理由、経緯
業務に一生懸命取り組んだ結果ではなく、業務の効率化がされておらず、業務手順も定まっていない。などマイナス理由により残業過多がツラい人が多いのではないでしょうか。上司への相談や改善に対する取り組みなどについてアピールしました。
言い換えが出来るメリット
これらの言い換えにより、ネガティブな印象を避けつつ、自身の成長や職場環境の改善に対する積極的な姿勢を示すことが出来ます。
また、マイナス面の言い換えを検討する際には自分はどのくらいなら許容出来て、どこからが許容できないのか。ということを自己認識しておくことも大切です。
自己認識
<今の会社を辞めたい理由>
<ハラスメントに耐えられない>
<残業がツラい>
すべてにおいて、考えてみる。
・イヤなこと
・どうなっていたら転職しなかったか
・それが出来ていないのはなぜか
・なぜそうならなかったのか
原因が自分にあるのか、他人にあるのか。
自分にある場合、対応できたのか。
他人にある場合、対処のしようはなかったのか。
話し合いの場は設けたのかなど。
自分の中で納得感を持ち、言い換えを完了させることが大切です。
なぜなら、納得していない言葉はどこか言い訳がましく、自分は悪くない。という気持ちが出てしまい、面接官に伝わってしまうものです。
しっかりと、原因を分析し、納得感のある言葉に言い換えをしていきましょう!
さいごに
最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。
就職活動の中で、当然のこととして転職理由はプラスに言い換えをされていますが、その真意をお伝えしたいと思いました。
みなさまの転職活動に少しでもお役に立てれば幸いです。
スキや支援で応援頂けると、とても励みになります。
コメント欄も解放したいな。
皆さまにとって幸せな転職活動となりますよう、心から応援しております!
それでは、また。