歴史的街並みに想像の余地を感じながら、歩く
晴れてはいるが風はまだ冷たい2月の半ば。歴史的な町並みが残る長野県長野市の松代(まつしろ)地区の中心街を散策してきた。
松代は、真田藩の城下町として知られている。真田といえば、大河ドラマ「真田丸」でも取り上げられた戦国時代の武将一族。もともとは上田と沼田に居城を構え、関ケ原の戦いでは家康の息子である徳川秀忠軍を上田城に釘付けにして遅らせた話は有名だ(このあたり、今年の大河「どうする家康」でどこまで描かれるのか楽しみである)。そんな真田一族のなかで徳川方に付いた真田信之が、大