セラピー(癒し)とは何か
自分自身を知り自分自身の中で断絶されてきた自分自身と本当の意味で繋がり、自分の人生の問題を解決し自分の内側を整理してきた人…つまり、
自分自身が癒されている人は、
世の中のすべて、人生のすべて、日常のすべての事象、すべての刺激、すべての時間を、
すべてを自分のセラピーとして、また自分の成長の糧として、受け取ることができます。
そして、しかも、自分の中に制限がかかった人は、物事をかなり狭まった、限られた角度からしか見ることができません。自分自身や世界に対する色眼鏡が、小さく限られたものしかないのです。
自分の人生の問題を解決し内側の制限をはずし癒された人は、すべての物事をあらゆる角度から見ることができますから、ほんの僅かなできごと、事象、僅かな外界からの刺激でも、そこからものすごく膨大なセラピーと学びを受けることができます。
それこそ、潜在意識でなければ処理できないほどの膨大な情報量で、セラピーと学びが入ってきます。自分の問題を解決し内側が整理され癒されている、制限が外れている状態というのは、潜在意識の真の自分自身の魂と自己一致し常に潜在意識と風通しも良い状態(という言い方も違和感と語弊を感じて仕方ないほど、一体の状態)ですから、敢えて無理やり言語に表現するなら、常に宇宙全体と情報・エネルギーが常に循環しているような状態で、全ての瞬間に膨大な情報量が、しかし顕在意識では別に一切いっぱいいっぱいになるようなことなどなく(そもそも癒しも学びも潜在意識の領域ですから)、入ってきて自分の人生の糧として処理され勝手に活かされていくわけです。
そして、そうなれば、当然、人生の心地良さ、飛躍の仕方もどんどん増す一方ですよね。
そして、あるがまま、そのままの姿で、いつの間にか世の中の歯車の中で、あなたのその存在自体が活き、存在するだけで更には心地良さが増していくまま、いつの間にかどんどん補い合い支え合う社会が実現しその輪が広がっていくわけです。
そして、どんなに少なくとも、もし対人支援を目指すひとや関わっているひとは、まずは自分自身が自分自身を癒すことを前提的な仕事・活動・ライフワークとし、自分自身を自由にし解き放つ人生を選ぶ必要があります。
そして人生の中で目指し続ける必要があります。
なぜなら、どんなに少なくともどんなに小さなことを言っても、自分の人生で起こることの受け取り方が数パターンしかないような、限られた角度からしか見ることができていないような状態、更には自分がどれくらいのパターンや角度から物事を見ているかすら自覚できていないような状態(もしくは思い込みで自己不一致の状態)では、人生に問題を抱えている人の問題やその人の人生で起こる出来事を、いろいろな角度から可能性を見たり、その人がそれをどう見えてどう解釈しているかその人の目線に立つことすら、できないからです。
対人支援機関を利用することで、逆に問題にぶち当たって問題が増えている人の何と多いことでしょう。
そして、実は、セラピーを受けるということ自体も、まったく同じことなわけです。
セラピーを受けることもセラピーを学ぶことも、
その人自身がまず、人生・日常のすべての瞬間を自分のセラピー・成長の糧として受け取ることができるようになる、
ことなのです。
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