【アイシャドウ編】パーソナルカラーと仕込みカラー
最近(といってもここ数年レベル)流行りのパーソナルカラー、皆さんどう捉えてますか?
イエベ/ブルベと大きく2カテゴリに分ける大まかな診断から、スプリング/サマー/オータム/ウィンターの4タイプ診断、そして最もカテゴライズが細かいのが16タイプ診断です。
(診断方法については今回は割愛、正しく知るにはプロの診断を向けてくださいね◎)
まず初めにどうしても物申したいのです。
皆さん、パーソナルカラーに囚われすぎていませんか?
パーソナルカラーをどの程度自分のメイクやファッションに取り入れるかは個人の自由です。
しかし、私はイエベだからこの色しか似合わない、ブルベだからこの色は使えない...とカテゴライズに囚われてしまうのは非常に勿体無いと思いませんか?
パーソナルカラーとは、
「最もその人の魅力を引き立てるカラー」のことです。
これしかダメ、これ以外はダメなんていう縛りプレイでは決してないので、そこを勘違いしないで欲しいものです。
とはいえこのパーソナルカラー、実に有益な使い方も出来ます。
それが ”仕込みカラー“ としての用途。
好きだけどどうしても肌馴染みが悪いカラー、ファッションに合わせてワンポイントで取り入れたいのに何故か似合わないあのカラー....
パーソナルカラーを生かした”仕込みカラー“で解決できます。
今回は、大きく イエベ/ブルベ の2タイプに分けて、実際のアイテムを交えて仕込みカラーを解説していきます。
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【アイシャドウ編】
アイシャドウの場合にいう”仕込みカラー”とは、ベースカラーのことを指します。
アイホール全体に薄っすらと得意なカラーを仕込んでおくことで、上にどんなカラーを重ねても馴染みが良くなります。
〜 イエローベースさん向きの仕込みカラー 〜
イエベさんの場合、青みピンクやパープル、ネイビー等を苦手とする傾向があります。
ベースカラーとして肌馴染みの良い、少し温かみのあるベージュカラーを仕込んであげると、青みカラーも格段に使いやすくなりますよ◎
ご存知の方も多いはずの、韓国の人気コスメ。
この4色パレットの左上のカラーがイエベさんの仕込みカラーとして抜群に効果を発揮してくれます。
パレット左上のカラーにパープル系のアイシャドウを重ねてみました。
敬遠していた青みカラーも馴染みが良くなったと思いませんか?
ベースカラーにラメやパールを持って来たくない時にオススメですよ◎
ドラッグストアでもバラエティショップでも必ず見かけるレブロン、仕込みカラーとしてとても優秀なパレットがあるので必見です。
503番のパレット、上から2番目のカラー。
こちらはパールによるツヤ感が綺麗なベージュカラーです。
ベースの段階で華やかにしておきたい時、立体感を持たせたい時にオススメです◎
今度は青みの強いマットなピンクカラーと合わせてみました。
2色の境目の部分、色が重なってピンクに温かみがプラスされているのが分かるでしょうか?
非常に汎用性が高いパレットなので、1つ持っておいて損はありませんよ。
最後にデパコス部門から1つ。
ルガールシリーズの新色テンダー、このパレットの右列真ん中のベージュカラーも仕込みカラーとして非常に優秀です。
系統としては2でご紹介したレブロンのベージュと似ていますが、デパコスならではの柔らかく上質な粉質、発色を求める方はこちらがオススメです。
こちらもピンクカラーと重ねてみました。
どんなカラーも抱き込んで馴染ませてくれるパールベージュ、
パレット自体も配色が抜群に可愛いので、デパコスで仕込みカラーをお探しの方は是非チェックしてみてくださいね◎
〜 ブルーベースさん向けの仕込みカラー 〜
オレンジやコーラルピンクなど、温かみのあるカラーを苦手とすることが多いブルベさん。
ベースの時点で肌馴染みの良いピンクベージュやモーヴ、少しスモーキーなブラウンを仕込んでおいてあげることで、温かみのあるカラーにも挑戦しやすくなりますよ◎
まずはプチプラ部門から、柔らかくしっとりとした上質な粉質がお値段以上と評判のエクセルのスキニーリッチシャドウ。
イエベさん向きのカラー展開が多いこのシリーズですが、SR06番はブルベさんにも非常にオススメです、使う色は右上のカラー。
少し黄みが強めのブラウンと合わせてみました。
秋冬に向けて暖色寄りの締め色を使いたい時にもぴったりですよ。
お次はデパコスの中でも比較的手の出しやすいMACのスモールアイシャドウから。
こちらはモーブ系のカラーで、どんなカラーもクールやアンニュイな雰囲気に抱き込んでくれる仕込みカラーです。
コーラルピンクと合わせてみました。
ちょっと可愛いカラーを使ってみたいけど、可愛くなりすぎてしまうのは苦手...といった時にもオススメですね◎
単色でグラデーションを作っても非常に綺麗なので、くすみカラーがお好きな方は持っておいても損がありませんよ。
最後はデパコスアイシャドウパレットの王道、スックからです。
緋影パレットの右上カラー、絶妙にスモーキーでブルベさんの仕込みカラーにぴったりです。
ベースにあまり色物を仕込みたくない時や、オフィスメイクのベースとしても大活躍してくれますよ。
ブルベさんが最も苦手とするオレンジと合わせてみました。
2色が混ざる中央部分、程よくスモーキーなブラウンが上手くオレンジに溶け込んでくれます。
中和色として非常に優秀、かつパレット自体もとても綺麗なので是非チェックしてみてくださいね◎
いかがでしたでしょうか。
自分が得意とするカラーを仕込むことで、苦手だったあのカラーも随分挑戦しやすくなります。
パーソナルカラーを”縛り”として認識するのではなく、
”色んなアイテムをより似合わせるための目安”として取り入れてみてください。
チーク編も投稿しておりますので、是非ご覧になってくださいね。
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