見出し画像

【感想】『チーズはどこへ消えた?』を読んで

★ざっくりとさわりだけ


冒頭だけでもわかっていないと私の感想文の意味が分からくなってしまうと思いますので
簡単にさわりの内容だけお伝えしておきます。


スニッフ、スカリーという2匹のネズミ🐭とヘム、ホーという2人の小人👭のお話で
彼らは迷路の中にあるチーズを探しつづけ、やっとの思いでチーズステーションCという大量のチーズが置かれている部屋を見つけました🧀

しかしある日チーズステーションCからチーズが突然消えてしまいました。
その時にその2匹と2人はどのように行動するのかを描いた本です。
主にホーの行動が主体となった内容です。


★ここからが感想


私が一番印象に残ったのは

『恐怖がなかったら、何をするだろう?』
引用元:Spencer Jphnson, M. D. (スペンサー・ジョンソン)・門田美鈴訳(2000)『チーズはどこへ消えた?』扶桑社

というホーの問いでした。

メンヘラだと余計恐怖や不安で行動できないから、ここが自分の乗り越えなければならないことなのだと思いました。


失敗してまた怒られるのがいやだとか
話しかけて会話が成り立たなかったらどうしようとか
行動することで嫌われたらどうしようとか


でも、それがないんだとしたら?

そうするとどうするかが見えてきて、行動に移しやすい魔法の言葉のように私には聞こえました🧙‍♀️


ホーは新しいチーズをさがすと決心し、出発時に一度恐怖がなくなったと思っていたのですが
新しいチーズが見つからず再度恐怖に襲われました。
が、初めて新しいチーズを探そうと思った時の高揚感を思い出していました。
意気揚々と新しいチーズを探しに出発した時の初心を思い出していたのです。
そして恐怖がないならな何をするかを改めて考え、先に進むことができ、以下の言葉を壁に書きました

『恐怖を乗り越えれば楽な気持ちになれる』
引用元:Spencer Jphnson, M. D. (スペンサー・ジョンソン)・門田美鈴訳(2000)『チーズはどこへ消えた?』扶桑社

そこで本当に恐怖に打ち勝ち、ついにチーズステーションCよりもっと大きいチーズステーションを見つけることができたのです

恐怖を乗り越えることと初心に返ることで前に進むことができたように思います。


もう一つ、自分の経験と重なった部分があったのでお話しします💡

悩みに悩みまくってついにある日、ホーはこのステーションで来ないチーズを待っている自分たちを嘲笑いたくなりました。
それがきっかけとなりホーは新しいチーズを探す旅に出ようと決心します。

私にも似たような経験あるなと思いました。
それは以前noteに書いた記事「忘れん坊な自分を受け入れ、改善していく。」
を見ていただければと思います📝
https://note.com/coronana9677/n/nff50611ae095

私も何千回も忘れまくって、あざ笑った訳では無いですが、忘れん坊に抗うことを諦めて前に進んだということがあります

この本は全部で94ページしかない薄い本ですが、得られるものは多いと思います📙

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集